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2008年02月04日

今後のウェブを支えるトレンドは?(ウェブを変える10の破壊的トレンド)

ウェブを変える10の破壊的トレンド

渡辺弘美さんの「ウェブを変える10の破壊的トレンド」。アメリカでの事例を中心として、今後のWebにおける10のトレンドがまとめられています。今後Webがどう変化していくかを考える際、一つの指針としてどうぞ。

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個々のトレンドに関する解説は本書にゆだねるとして、ちょっと違った視点から。

一般向けのWeb啓発として

本書では10のトレンドとして、数多くの事例が紹介されています。個別のサービスの認知はともかく、トレンド自体はちょっとWebに詳しい人なら既知のものも多いでしょう。ですが、一般的に見ればまだまだ認知が低いものが多数あります。

例えばtwitterに代表されるミニブログ。最近は日本語版twitterの開発も行われていますが、おそらく一般的な認知はまだ少ないかと思います。

ITに携わっている人やその類の情報を進んで集めている人がメインで使っている状態。例えるなら、「ブログが少しずつ使われ始めた状態」に似ているのではないでしょうか。

「ブログって知ってる?」「SNSって知ってる?」と聞いて「はい」と答えてもらえる率はかなり高いと思いますが、「ソーシャルブックマークって知ってる?」「ミニブログって知ってる?」「RSS(フィード)って知ってる?」という質問だと、ブログと比較して割合が減ってくるでしょう。

これが「トレンドの芽」の状態と考えられます。これがブログのように浸透してきたときが、トレンドとして爆発するとき。「これは絶対人気が集まる!」という自信があるところには、今のうちから力を入れるのが得策となります。…もっとも、今挙げた例は先客でいっぱいになってると思いますが(苦笑)。

トレンドをつかむ

先ほどの「ソーシャルブックマークって知ってる?」「ミニブログって知ってる?」という部分に関して。

早い段階から答えが「はい」に偏るような環境(Webの例で言うなら、いわゆるギークギーク の集まる環境など)にいると、「トレンドになりはじめた」のか「既に当たり前になった」のか判断しづらいこともあります。自分の周りでは当たり前のように使っているものが、実はまだまだ一般的には知られていない…こんな事はWeb世界に限らず、よくありますよね。

※ギークって言葉自体、まだ浸透してるとは言い難いかも。。

今、自分のいるコミュニティからちょっと離れたところで、同じように「当たり前」となっているかどうか。もしそれが「まだ」であるなら、トレンドの芽である可能性も出てくるわけです。アンテナを高くして情報を収集するだけでなく、「自分にとって当たり前のものは、一般的に見てどうなのか?」という調査も適宜行っていきたいですね。

せっかく自分がいい芽に気づいていても、「いい芽だ」と気づかずに見逃したらもったいないですから。

関連ブログ

ウェブを変える10の破壊的トレンド
ウェブを変える10の破壊的トレンド

  • 渡辺 弘美
  • ASIN: 4797346442
  • [単行本]
  • 価格: ¥ 1,680
  • ソフトバンククリエイティブ
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編集後記

今朝は路面が見事に凍ってました。…夜もこんな状態になるんでしょうか(汗)。

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関連する記事

2007年12月13日

[読書ノート]ワインバーグの文章読本


副題:自然石構築法

著者:ジェラルド・M・ワインバーグ/著 伊豆原弓/訳 

出版社:翔泳社  2007年11月刊  //\/i/i2,310(税込)  249P


ワインバーグの文章読本    購入する際は、こちらから


久しぶりに文章読本を取りあげます。

今回の著者は、小説家でもなければ、日本人でもありません。コンピュータソフトウェアの開発手法について多くの著作を持つアメリカのライターです。


もちろん、「だ体」がいいか「です・ます体」がいいか、とか、句読点をどのようにつけるか、など日本語特有の文章術は載っていません。

代わりにワインバーグ氏が本書で教えてくれるのは、どうやって文章の題材を集めるか、集めた題材をどのように組合せて文章を完成させるか、という万国共通の問題の答えです。


本書の冒頭、大学の作文授業の体験から得た結論がズバッと提示されます。

それは、

  「興味のないことについて、書こうと思うな」

ということです。


生徒の知っていることを題材にして、表現の方法をこねくり回す方法を教えるのが作文教育である。そう信じている先生が、世界中にあふれています。そんな国語教育への怒りが本書を書く遠いきっかけになりました。


ワインバーグ氏の提案する方法は、世の中で見聞きすることすべてのことがらから文章の題材を集める、という方法です。


著者は、集める題材を自然の中に転がっている石――自然石にたとえました。ひとつひとつ形も色も違っていい。ダイヤモンドや金鉱を探す必要もありません。集めて、取捨選択して、構成を考えて組み合わせれば、きちんとした壁(作品)を作ることができる。

それが自然石構築法なのです。


40冊以上も本を出している経験が随所に語られているのはもちろんですが、いかにもワインバーグ氏らしいのは、アウトラインや構成について述べる本書の後半を、「自然石構築法をうまく説明するためのアウトライン」という実例をもとにしながら述べているところです。

プログラムの世界でいう「リカーシブルコール」のような、合わせ鏡を覗きこむような、軽いめまいを感じているうちに、あ〜ら不思議。

ワインバーグ氏の手法がなんとなく理解できたような気がしてきます。


読者に理解してもらうための、こんな工夫もあるんですね。


本書の魅力をもうひとつだけあげておくと、ひねりの効いたジョークがいつものように繰り出されることです。


ひとつ紹介させていただきます。


  ある若い男がいて、若いときに偉大な作家になりたいと話していた。

  「偉大な」とはどういう意味かとたずねられ、

  「世界中の人に読まれるもの、人びとが心の底から反応するような

   ものを書きたい。人々が苦しみと怒りで泣き叫ぶようなものを」

  と答えた。

  その男はいま、マイクロソフトでエラーメッセージを書いている。


たしかに、マイクロソフトのエラーメッセージを読むと、人々は苦しみと怒りで叫びだしたくなるでしょう。

エラーメッセージではなく、きちんとした文章で人の心を動かそうと思ったら良い題材を集めなさい、という教訓が続くのですが、ワインバーグ氏のメッセージは、このジョークと一緒にきっと読者の記憶に残ることでしょう。


また、執筆時の集中の仕方、気分転換の実例、出版社との交渉経験なども明かされています。


文章を上達させたい人にお勧め。それとIT業界人にもお勧めです。

2007年08月15日

★【Webook 2007.08.14】ママは働いたらもっとスゴイぞ! 〜 和田清華 + 立川志の吉さん@JAL


  ジェイカレッジNo29(沼澤拓也さん)
    + 日時: 8/23(木)1900-2100
    + 詳細: http://www.webook.tv/jcollege/
    + マーケティングの秘密兵器、えはがきのナゾに迫る


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++   Webook of the Day      しばらくです・・・笑
+++    http://webook.tv
++   Book diary by Shinnosuke Matsuyama

------------------------------------------------------2007.08.14-----


   働くママの読むサプリ・・・


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●今日の一冊:【ママは働いたらもっとスゴイぞ!】

   みんな輝いてるママが一番スキです。

    --------------------------------------------
   |和田清華/著
   |ダイヤモンド社|2007年08月
   |ISBN:4478001790|1,200円|
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

子育てと仕事は二律背反。女性にとって、子育てと仕事をすることは、相容れ
ない出来事・・・そんな常識を、私達はいつしか心に植えつけられている。

仕事、犠牲、子育て。これらをワンセットにして考えなくてはいけない時期も
確かにあるかもしれないけれど、ずーっとそれに縛られることはない。

いつか、あるタイミングで、「専任ママ」が「働くママ」に進化する時期がく
る。

本書は、「専業主婦からそろそろ仕事をはじめようかな」と思い始めた育児休
業中の女性に贈る、臨機応援の本である。和田さんが自身の経験もふまえて、
優しく背中を押してくれる本だ。

 あなたの人生が
 「ママ」だけでは、もったいない。
 自立するための「仕事」を、
 子育てをしながらも始めましょう。

という。なぜなら、そのほうが、子育てにも、仕事にも、自分にもいいから。

 自信なんていらない。今必要なのは、自信じゃなくて、ちょっとの勇気。

もし、あなたが、この本にピッタシの状況だったら、ぜひ手に取ってほしい。
人生は、可能性に満ちている。(仕事=ボランティアでも地域活動でもいい)


 子どもが泣いたら、なだめるより、20分待ってみよう。たいてい泣き止む
 から。

とか

 日常のルーティンと思えることを、遊びに変えていくと「早くー」という枠
 がとれて、ママも楽になります。

とかは、和田さんの実体験からしか生まれないナマのアドバイス。

子育て中のママ(とパパ)に贈る素敵な一冊。


<僕の思いつき>

和田さんは、感動映画のライブをずーっと見せてくれる素敵な女優さんである。
上映時間は、すでに10年くらい。これからも数十年はある・・・。

ライブ上映だから、一回きり。僕は、この方に出会ってからずーっと、そんな
気持ちで、臨機応援、楽しく頼もしくワクワクしながら、この感動物語を拝見
させていただいている。(しかも、無料だ!笑)

見えることも、見えないときもあ...

2007年07月04日

★【Webook 2007.07.03】世界一やさしい問題解決の授業 〜 渡辺健介 + 私には夢がある10年の軌跡

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++   Webook of the Day      
+++    http://webook.tv
++   Book diary by Shinnosuke Matsuyama

------------------------------------------------------2007.07.03-----


   中高生だけじゃ、モッタイナ〜イ


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●今日の一冊:【世界一やさしい問題解決の授業】

   problem solving kids

    --------------------------------------------
   |渡辺健介/著
   |ダイヤモンド社|2007年06月
   |ISBN:4478000492|1,200円|117P
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

ピラミッド構造、マトリクス分析、滝グラフ、仮説検証・・・とくれば、ビジ
ネスパーソンが得意とする様々な問題解決のツールである。

本書は、もとマッキンゼーで活躍した著者が、中高生むけに、問題解決の道具
をやさしく解説する本である。

そもそも問題解決とはどういうことなのか・・を1限目に、そして中学生バン
ド「キノコLovers」のコンサートの集客問題を2限目に、最後は、タロ
ー君がパソコンを手に入れるための具体的な目標立てとそれを達成する方法を
考えるのが3限目、こんな構成である。

えー、中高生がこんなこと知ってたら、大人としてはけっこうヤバいかも・・
というすごい問題解決力養成の本である。これを読める中高生がうらやましい。

中高生がいる親御さんは、まず自分が先に読んでから渡してあげよう。笑


<僕の思いつき>

仕事で使っている様々な手法や、考え方などを、子どもたちの問題に投影して
みるのもいいね。あるいは、家庭の問題にしてみるのもいい。

企業の会計の世界を、家庭の家計で考えてみたりするのはよくある話。

立ち位置を変えて、考えてみる・・・それはひとつの素敵な方法論である。


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<オススメ度>

   ★★★★☆+モッタイナイ

<読んで欲しい方>

   ・問題解決力をつけたい方
   ・人に教えるのが好きな方
   ・マッキンゼーにあこがれる方

<欲しくなっちゃった方は>

   ・アマゾン  http://tinyurl.com/yow449  (日本の方)
   ・富士山コム http://tinyurl.com/g4qd  (アメリカの方)

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●今日のおまけ:( 臨機応援!:私には夢がある10年の軌跡 )

 来週の今日、7月10日は、和田清華さんの「私には夢がある」の
 創立10周年記念である。

 10年は、けっこうひとかたまりの単位。若い人たちの背中を押し続け
 たくさ...

2007年03月21日

★【Webook 2007.03.20】ものを考える人 〜 渡部昇一 + 福島正伸さんセミナー

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  +ジェイカレッジ 鶴岡秀子さん
      鶴岡さんの言葉には、深い共感と感動を覚えます。なぜ、この
      ホテルを創ろうとしたのか・・・。そのワケは・・・・
      ツルちゃんに聞く“夢を実現する自分”に出会う方法
      〜【伝説のホテル】が出来るまで〜
      エントリー: http://www.webook.tv/jcollege/

  +100人100冊100% 大阪でのパーティは4/21(土)1400〜
      石黒謙吾さんもしんのすけも参加します。
      大阪で逢いましょう!
      エントリー: http://webook.tv/100books/
      
  +100冊倶楽部の本「100人100冊100%」は、ほぼ完売。
      急激になくなりました。汗;
      今、プレス用から調整中・・
      販売: http://my.formman.com/form/pc/YsJGEfRULl2iUvgY/     

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++   Webook of the Day     
+++    http://webook.tv
++   Book diary by Shinnosuke Matsuyama

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   ヒントがいっぱい・・・


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●今日の一冊:【ものを考える人】

   「頭をよくする生活」術

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   |渡部昇一/著
   |三笠書房|2007年02月
   |ISBN:4837922147|1,300円|235P
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

本書でまず飛び込んでくる素敵なメッセージ。それは、チャールズ・ダーウィ
ンの言葉だ。

  人間にとって重要なのは、頭のよさよりも心の態度である。

これは、人の人生価値は、頭のよさじゃなくって、真剣にものを考え一事専心
する態度だということだ。ふむふむ。

では真剣にものを考えるためにどうしたらいいか。恩○○がたくさんあればい
いという。恩師、恩書、恩○○。著者も学生時代に影響を受けた恩師や、心に
響いた書物などが、その後の人生を導いてくれたようだ。情報整理、時間活用
、出会いなど様々なヒントや、そうした考えのもとになった本の紹介がある。

読書の魅力を「発想の乱反射」という言葉で表現する。読者は、モノゴトにつ
いて、さまざまなアングルから多彩な理解を試みる手助けをしてくれる・・・
だから乱反射というわけだ。僕の乱反射をメモっておこう。

「勉学について」(フランシス・ベーコン)より
  読書は、充実して人間をつくり、会話は機転のきく人間をつくり、
  書くことは正確な人間をつくる。

「努力論」(幸田露伴)より
  ...

2007年02月13日

『ヒューマン2.0』(朝日新書/2006年12月刊)

 威勢のいい書きっぷりとは反対に、サブタイトルは「web新時代の働き方(かもしれない)」とやけに謙虚(笑)。この本は、シリコンバレーでの生活様式、働き方、ライフスタイルのレポートからはじまる。  一見すると、IT業界向けの、しかもこれからシリコンバレーで...