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2008年04月23日

iMindMapで読書録:思考の整理学

思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)

外山滋比古さんの思考の整理学、再読。20年以上に書かれたとは思えないほど、今でも通用する内容の1冊です。ワンコイン価格で手に入るし、未読でしたらこの際にぜひ。

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読書マップ:思考の整理学

読書iMM:思考の整理学

とりあえずパラパラ読んで目に止まったところだけをまとめ直してみました。…この本、見た目と裏腹にボリュームたっぷりですし、定期的に読み直したりするのもいいと思います。

現在にも十分応用可能な部分としては、例えば

  • 「発想を一晩寝かせ、無意識にまかせて広げる」という観点と、フォトリーディング
  • 「TVによって現実が希薄になる」という考えと、現在におけるWebの問題
  • 整理の極意は忘れること」というスタンスと、GTD

などなど。さすがに20年前ということで、具体例の違いなどはありますが…それを差し引いても、読む価値は十分にあります。

本書の冒頭で、グライダー型(他力で飛ぶ)と飛行機型(自力で飛ぶ)の解説がされていますが、本書のように何年経っても色あせない発想を作るのは、やはり飛行機型…なのでしょうね。

思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)
思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)

  • 外山 滋比古
  • ASIN: 4480020470
  • [文庫]
  • 価格: ¥ 546
  • 筑摩書房
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編集後記

最近の健康管理:エレベータを使わない。

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2008年04月08日

脳科学に基づく英語学習法(英語は逆から学べ!)

英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法~特殊音源CD付き(全外国語対応)

苫米地さんの「英語は逆から学べ!」。「頭の回転が50倍速くなる脳の作り方」にも触れられていた勉強法について、より詳しく書かれている1冊です。

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英語は「英語で」学ぶ

本書のポイントを一言にまとめるなら、こんな感じでしょうか。

リスニングにせよ、単語にせよ、文脈にせよ、英語だけで考えるというものが苫米地流。リスニングで言えば、とにかく英語だけの番組(VOAとかCNNとか)をかけっぱなしに(聞きっぱなしに)しよう、ということです。

さて…どうせ勉強するなら、ここに「レバレッジ英語勉強法」のやり方も取り入れてみるとよさそう。つまり、「自分にとって興味のある分野」で本書の方法をやってみれば、さらに効果は上がるでしょう。

自分の場合、科学系やWeb系、lifehack系のPodcastを集中して聞くようにしています。…この際、普通のニュース系は無視。

などなど。ほか、

なども内容としては興味があるのでよく聞いてます。…どうせなら暗記するくらいに聞いておきたいところです。

英単語についても「イメージを多様」ということで、色々と工夫のしがいはあると思います(マインドマップを使ってみるとか)。自分なりの英語勉強法を、より身につきやすい形で進めるために、本書を参考にしてみるとよいのではないでしょうか。

なお、おまけとしてCD(記憶力・問題解決力・自己表現力が高まるサブリミナル効果付き)もついています。効果うんぬんより、普通にBGMとしても使えると思いますので、お試しください。…個人的には1曲目がオススメ。

※冒頭でも書きましたが、「頭の回転が〜」と同等の内容も含まれています。2冊合わせて読むと理解が高まるかも。

英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法~特殊音源CD付き(全外国語対応)
英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法~特殊音源CD付き(全外国語対応)

  • 苫米地英人
  • ASIN: 4894512963
  • [単行本(ソフトカバー)]
  • 価格: ¥ 1,365
  • フォレスト出版
Amazon.co.jp で詳細を見る

編集後記

こんな本みつけました。

A型自分の説明書

買ってないけど…血液型シリーズ第二弾です。

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2008年02月19日

★【Webook 2008.02.19】ホームレス中学生 ~ 田村裕 + 初めての・・・


 ■ジェイカレッジNo.35のご案内■

  感動プロデューサー平野秀典さん
    ~ 『感動を生み出す情熱と技術』 ~

  + 日時: 3月21日(金) 19:00~
  + 詳細: http://www.webook.tv/jcollege/
  + もしかしたら、僕も参加できるかもー。東京で会いましょう!


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++   Webook of the Day    from Los Angeles   
+++    http://webook.tv
++   Book diary by Shinnosuke Matsuyama

------------------------------------------------------2008.02.19-----


   何気ない日常、それは、かけがえのない日常


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2008年01月18日

[読書ノート]悪玖夢博士の経済入門


著者:橘玲  出版社:文芸春秋  2007年11月刊  //\/i/i1,650(税込)  281P


亜玖夢博士の経済入門    購入する際は、こちらから


欲望の渦巻く街、新宿歌舞伎町裏の雑居ビルの一室。悪玖夢三太郎(あくむみたろう)博士の研究所がありました。

70年間かけてあらゆる学問の精髄を極めた悪玖夢博士は、その学識を総動員して、民衆救済のために無料相談を開始しました。

サラ金の借金返済に困ったフリーター、八方ふさがりの暴力団員、人間関係に行き詰まった子ども、マルチ商法の商品を売りつけようとするセールスマン、等々。

日の当たる道を歩けなくなった人々が手にしているのは、

  「相談無料。地獄を見たら悪玖夢へ」

と書いたチラシです。


相談を受けた悪玖夢博士は、世界第一級の理論を駆使して問題を見極め、凡人の思いもよらない処方箋を渡してくれます。

脳天気な博士の助手が登場し、処方箋の通り依頼人を助けてくれるはずが、事態は悪化する一方で……。


おもしろい! この設定!


本書は、笑いながら背筋が寒くなるジャンルの小説です。

マンガで言うなら、青木ゆうじの『ナニワ金融道』のえげつなさと藤子不二雄Aの『笑ゥせぇるすまん』のブラックユーモアを足して2で割ったようなお話です。

かといって、決して二番煎じではなく、喪黒福造ならぬ悪玖夢博士が相談者に示す経済理論が何より秀逸です。


たとえば、借金返済の相談にきた青年は、「行動経済学」の説明を受けながら、「君にあげよう」と千円札を出され、すぐ「やっぱり君にはやらん」と引っ込められます。少しして、持っている現金を出すように言われ最後の千円札を出したところ、博士が千円札をズボンのポケットに入れてしまいました。

「てめえ、このジジイ、ざけんじゃねえぞ!」と怒った青年に向かい、博士は「素晴らしい!」と褒めました。博士の説明によると、現代経済学の最先端である行動経済学の本質を、青年がわずかな時間に会得したのが素晴らしいことなのです。


博士が要約してくれたのは、

  「得するときの嬉しさよりも損するときの悔しさを

   はるかに大きく感じる」

ということでした。


――行動経済学も、こんなふうに解説してくれると、簡単そうに感じるから不思議です。


つづく第二講では「囚人のジレンマ」が、第三講では「ネットワーク経済学」が、第四講では「社会心理学」、特に「コールドリーディング」の手法をネタに相談者が泥沼にはまっていきます。

最後の第五講では、第一講から第四講までの登場人物が再登場して不思議なつながりがあらわれます。「ゲーデルの不完全性定理」を下敷きにしながら、全ての伏線の意味が明かされて、からまっていた糸がほどけました。よくできたドラマの最終回のようです。


これは、いい作家を見つけました。


さて、今回の本と著者に関連して、追加情報を2つお知らせします。


その1


文藝春秋社が発行する「本の話」2007年12月号に橘氏への著者インタビューが載っています。『悪玖夢博士の経済入門』について、著者自身が解説していますので、本書を読もうかどうしようか迷っている人には参考になるでしょう。


題して「スラップスティックな物語に経済理論をあてはめる」。


「スラップスティックって何?」と私と同じ疑問を持った方に解説すると、スラップスティックとは、コメディの一種で、体を使ったギャグのことを言うそうです。

それなら「どたばたギャグ」といえば良いようなものですが、やはり小説家たるもの、トーシロの使わないことばを自慢してみたかったのでしょう。


インタビューの全文は文藝春秋社サイトのこちらのページで読めます。


その2


橘氏の2002年のデビュー作『マネーロンダリング』も、相当おもしろいようです。


私も愛読しているブログ「週サラ」の hikaru さんは、『マネーロンダリング』を電車で読むために、会社の帰りに話しかけてきた同僚をふりきってしまったとのこと。(このエピソードが載ったブログ「週サラ」はこちら

同僚をふりきった罪悪感よりも、『マネーロンダリング』を読むほうを優先させるほどの面白さ、……らしいです。


もちろん私も、さっそく図書館に予約しましたよ!!

2008年01月11日

読んでもらえなければ意味がない(だから御社のWebは二度と読む気がしない)

だから御社のWebは二度と読む気がしない お得意様を獲得する驚異のWebライティングメソッド

戸田覚さんの「だから御社のWebは二度と読む気がしない」。タイトル通り、Webサイト作成のコツが書かれた1冊。ただしサイト作成といっても、「読む」ことに重点を置いたものになっています。Webにおける文章作成、ライティングスキル…この辺りを伸ばしていきたい人にオススメ。

読みやすい ユーザの求める サイト作り

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読んでもらってこその文章

ごく当たり前のことですが、どんなによい文章を書き上げても「読んでもらえなければ」意味がありません。SEO対策以外にも、サイト内で情報がどこにあるのか分かりやすくしたり、見栄えを整えたりするのは必須です。

特にWeb媒体の場合、改行(あるいはCSSで調整)で読みやすいように段落間を空けたりするのが一つのセオリーです。これはブログでも同じ、ですね。日記ブログなど、一文ごとに改行する例もありますし。

雑誌や新聞などではできるだけ詰め込むように書いてることも多いですが、Webページでそのように書くと読む気ががた落ちしやすいので注意。

書く人もチェックする人も、それ相応のスキルを身につけたうえでWeb文章の作成に取り込まないと、効果が出ないどころか逆にマイナスの印象を与える結果にもなったりします。

読み手に対する思いやり

「買って欲しい」という思いが見え見えの文章では、売れるものも売れなくなってしまいます。ここで必要になるのが、「見返りを求めない」という精神。

もちろん報酬ゼロではビジネスとして成り立ちませんが、基本的には「相手に貢献する」「相手に価値を与える」という態度で臨むべき。…なんだか連日引き合いに出してますが、「レバレッジ人脈術」と同様の考え方です。

また、長文にして伝えるべき事を全部詰め込むより、少し内容を削ってでも簡潔にまとめるべき。読み手に時間を割いて読んでもらう以上、不要な情報まで詰め込んだり、冗長になったりするのは避けるようにしたいです。無理して100%こちらの意図を伝える事を目指すより、長さを20%まで圧縮して、80%の内容を伝えるように心がけた方が無難です。

他、メモしたところなど

主に文章作成のポイントについて。

  • コンテンツに必要な3つ:目的、目標、ターゲット
  • ユーザを引きつける:質・量・鮮度
  • ユーザに探させない
  • キラーコンテンツを作る
  • ターゲットを絞る:万人向けはNG
  • FAQではなくAAQ(All Asked Questions)
  • 説明のポイント:誰のために、何のために、どうなる、フォロー
  • 説得ではなく納得

などなど。…あ、「AAQ」は僕が勝手に作りました。

関連ブログ

…半年間、寝かせてました(汗)。

編集後記

Fast CakePHP (LLフレームワークBOOKS # 4)

akiyan.comのあきやんが書いたFast CakePHPを購入。今年は少しプログラムも頑張ってみます^^;

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関連する記事

2007年12月29日

カラ兄日記

【一日目】 朝五時起きで『カラマーゾフの兄弟』を読んでおります。しくしく。なんとなく(なんとなくかいっ)、物語の雰囲気に慣れてきました。「大審問官」とか小難しいシーンなんかがあるようですが、まだ微塵も辿り着きません。大審問官さんはどこにいらっしゃるのでしょうか。今のところわかったのは「親父、いいキャラ」ということぐらいです。ビバ! フョードル! でもどうしてもどうしても「フヨードル」と読んでしまいます。あと、グリゴーリーも「グレゴリー」としか読めません。面倒なのでそのまま行きます。アムロ・レイのごとく。行きます。 でもそんな愉快な『カラ兄』に強敵現る、です。有川浩の「図書館」シリーズです。『となり町戦争』と混濁していていたので、なんとなく避けていたのです。いや、『となり町戦争』も読んだことないのですけどね。いちおうこれでも書評家名乗ってます。けっ。……すいません、今、ちょっとやさぐれました。 話を戻せば「図書館シリーズ」です。あ、カギカッコの位置が前と違っちゃいましたね。気にしないでください。で、また話を戻せば『図書館内乱』を読んでしまったわけです。近未来のお話です。主人公は図書館駐留の軍事組織に所属する女の子・笠原郁です。身長170センチです。飛びぬけた身体能力でもって、びしばし敵をやっつける戦闘美少女です。あ、美少女とは書いてなかったな。萌え。 そんな彼女が鬼教官で寸足らずな堂上とラブラブになったり、同僚の柴崎さんはやたら美女だったり、同期の手塚は嫌味な奴だったり、小牧教官は個人的に萌えだったり、というこれまた愉快なお話なのです。これが全4シリーズあるのですが、たまさか手元にあったりするわけです。ああ、なんという偶然(嘘)。そんなわけで、フョードルの卓袱台返し的人生を読みながら、郁ちゃんと堂上先輩の行く末が気にかかったりするわけです。アリョーシャが悲しみにくれていると、柴崎の正体が気になる〜! などと、ついつい考えてしまうわけです。 頭の中はすでにして内乱状態です。紛争状態です。渡航してはいけません。結果、カラ兄より先に『図書館内乱』のほうを先に読了してしまったのです。そして読み終わってから、この作品がシリーズ二作目だということに初めて気がつきました。どうりで細かい設定がよくわからなかったわけです。いちおうこれでも書評家を名乗ってます。けっ。……すいません、今、ちょっとやさぐれました。【二日目】 全国の「カラ兄」チャレンジャーのみなさま、こんにちは。破天荒親父・フヨードルに振り回されていませんか。僕はぶんぶんやられて少し頭痛がしています。でも、先に書いたように亀山訳はサクサクサク読めるのはいいのですけど、サクサクサクサクとストーリーを忘れていってしまいます。すでにして序盤は忘却の彼方に行ってしまいましたよ、ハラショ。そんな鶏頭ではいろいろ差し支えそうなので、メモを記すことにしましたよ。といっても、うろ覚えなので思い違いも多々あり。 えととりあえず登場人物です。父・フヨードル(ほんとは、フョードル)。地主。稀代の女たらし。長男・ドミートリー。愛称はミーチャです。なんかオリンピックのマスコットキャラみたいな愛称です。可愛い。ですけど、その正体は放蕩息子です。親父といいとこ勝負。次兄・イワンは理論家です、以上。で、三男・アレクセイが本編の主人公。愛称はアリョーシャです。彼は修道僧です。アリョーシャとイワンは母親が同じですけど、ミーチャはフヨードルの最初の妻の子どもです。はい、早くもこんがらがってきましたよ。 一巻の第1編、2編あたりは神学論争がメインの小難しい話だと思っていました(そして忘れた)。けど、おおいなる勘違いでした。これ、ズバリ「寺内貫太郎一家」です。第3編「女好きな男ども」はすごいですよ。ぜひTBSあたりでドラマ化していただきたいものです。ざっと概要を説明しますと、まず親父と長男ミーチャが街の娼婦・グルーシェニカにぞっこんなわけです。ミーチャにはカテリーナという婚約者がいます。かなりこすっからい手を使ってミーチャが落とした美人です(でも今は、グルーシェニカ、ラブ!)。で、そんな彼女に思いを寄せているのが次兄・イワンです。無表情を装った眼鏡の奥ではコイツも何考えてるんだかわかりません。いや、眼鏡かけてるってどこにも書いてないのですけどね。想像。 第3編ではフヨードル、イワン、アリョーシャが仲良くお食事です。そこでハイ、お父さんのグッドなセリフにもうメロメロです。 [quote]〈こんなろくでなしの老いぼれに腹を立てるな、イワン。おれを毛嫌いしているのはわかっている。でも、まあ腹を立てるな。おれなんか好かれるわけがないんだ。チェルマシニャーへ行ってくれ、おれもあとから行くからさ、手みやげ持ってな。向うで娘をひとりおまえに紹介してやるよ。前から目をつけてた娘だ。今んところは裸足で走りまわってるがな。〉(P365)[/quote] いや、お父さん、イワン君は怒ってるんですよ。女紹介してやるってのは、この場合、明らかにダウトでしょう。しかも“今んところは裸足で走りまわってる娘”ってどんな娘ですか? 喧嘩売ってるのか。 しかしお父さんの怪気炎は止まりません。もやは、誰にも止められないぜ、ベイベー。 [quote]〈おれにいわせりゃあ……おい、ガキども! おまえたち、尻の青いおまえらにはわからんだろうが、おれの人生に醜女なんてひとりも存在しなかったんだ、これがおれの信念だよ! おまえらの体を流れているのは血じゃなくて乳だし、皮もろくに剥けてないじゃないか!〉(P366)[/quote] おお! これは「俺はおまえらと違って、綺麗なお姉ちゃんにモテモテなんだぜベイベー」宣言でしょうか。大人気ない。てか、いい老人の言葉とは思えません。「おまえらの体を流れているのは血じゃなくて乳」というのは名言ですね。うっかり納得させられてしまいそうです。危ない危ない。ですが、二十歳過ぎた我が子に向かって「剥けてない」ってそりゃないよ、ベイベー。 ところが、です。その舌の根も乾かぬうちにお父さん、自爆。 [quote]〈おれには、醜女なんて存在しなかった。女ってことだけでもう全体の半分はカバーしてるんだ……おまえらにはわからんだろうよ!〉(同)[/quote] 敷居が低すぎますよ!お父さん。誰でもいいってことじゃん…orz そこへ、長兄ミーチャ登場。小林亜星と西城秀樹ばりの大乱闘の始まりです。ここで、個人的には一番衝撃的な記述にぶち当たりました。ミーチャがフヨードルに掴みかかるまさにそのとき! [quote]〈しかし相手は両腕を振り上げ、老人のこめかみにかろうじて残る髪をいきなり引っつかんで、どうっと床に叩きつけた。〉(P374)[/quote] ハゲだったのかっ!、フヨードル! (第二巻へつづく) 【三日目】 いやいや、またしても強敵現る、ですよ。『図書館戦争』の笠原郁一等図書士に萌え〜と書いたのはつい先日のことですけど、今度のキャラは『電脳コイル』だ。ジャジャ〜ン。って言っても「わけわからんぞ、ごるああ」な方々が多いことでしょう。まったくもって申し訳ないです。でもですね、これに登場する女の子はなんと全員「眼鏡っ子」なわけですよ。てか、眼鏡がある種の重要アイテム、という設定なのですね。「電脳メガネ」っていうのですが、ようはそれがネット端末なわけです。小学生専用の、ってとこがポイントです。ここ、テスト出るぞ〜。 そんなわけで、アリョーシャはなかなか長老のところまで辿り着けませんよ。長老さんはもう臨終の床にあります。もう長くはないです。なのに、まったく不信心なやつです、アリョーシャ。「いや、おのれが脇道にそれてるからじゃん」と思ったそこのあなた。あなたですよ。それは早とちり、ちりとてちんというものです。修道院を出てからこっち、アリョーシャはあっちフラフラ、こっちフラフラです。まるで「ねじ式」の主人公のようです。まったく主体性がない。フヨードルに命令されて実家へ直行、そのあともなぜか寄り道三昧です。 その章のタイトルがまた秀逸――〈小学生たちと知り合った〉。名作の誉れ高き本作において、この脱力感溢れるタイトルはいかがなものでしょう。しかもここで、アリョーシャはデンジャラスな行動に出ます。ちょっと引用してみましょう。 [quote]〈アリョーシャは、子どもたちの脇を無関心のまま素通りすることがけっしてできないたちだった。モスクワにいたころもそうで、ことに好きなのが三つかそこらの子どもだったが、十ないし十一歳ぐらいの小学生もたいそう気に入っていた。〉(第2巻P47)[/quote] みなさ〜ん、ここにヘンな人がいますよぉ! 不審者発見! ケーサツ呼んでくださいっ! ウーウーウー。 ああ、やはりおまえもかい、アリョーシャ。しかもロリコンときたもんだ。「ことに好きなのが三つかそこらの子ども」ですか。で、「十ないし十一歳ぐらいの小学生もたいそう気に入っていた」のですね。純情そうな顔をして、正体見たり枯れ尾花。いや違う違う。お父さんは泣いているよ。いや、呵呵大笑してますか。強欲親父の血は争えませんね。あ、放浪するアリョーシャ君の心の叫びが聞こえますよ。よく耳を澄ましてみましょう。おやおや「医者はどこだ」って言ってますよ。すぐ「シリツ室」へ運んであげてください。メメクラゲに左腕を噛まれたそうです…って、あっ、「ねじ式」の元ネタってここかっ! ここだったのかっ! (意味不明なままつづく) 【四日目】 ぎゃーす。ちょっと休憩、と思って夜9時に布団に入ったら爆睡してしまいましたよ。サンダース(ウチの奥さん)が途中で起こしてくれたそうですが、「むにゃむにゃ、もう食べられないよう…」というテンプレートな寝言を繰り返すばかりだったそうです。近所の番犬ジョンの遠吠えでかろうじて目が覚めました。ありがとうジョン! 「おめえ、狂犬病なんじゃないの?」なんて今まで疑ってごめん。でももう朝の五時だけどな。 さてさて困っちゃいました。すでにして「大審問官」のあたりは忘却の彼方へ去ろうとしています。頭の海馬君が「もうこの記憶いらないよね」とばかりに、どこかの引き出しにしまったようです。現在家捜し中@脳内。でも眠っているあいだに、ひとつだけ気がついたことがありますよ。先回までこの小説は「寺内貫太郎一家」的ホームドラマと定義してましたけど、どうやらちょっと違っていたようです。てへ。 じつはこれ、BLですよ、BL! ボ・ー・イ・ズ・ラ・ブだったのですよ。ああ、ユーレカッ! 長老ゾシマがミーチャにひれ伏したあたりからどうも嫌な予感はあったのですよね。その正体見たり枯れ尾花っ! 違う違う。「アリョーシャロリコン疑惑」を昨日書き記しましたけど、よくよく考えると、あの場面に登場した少年「イリューシャ」との出会いはなかなかにBLチックです。いや、読んだことないのだけどね、BL。 イリューシャの愛はなかなかに攻撃的です。いきなりの石つぶて攻撃です。まずはアリョーシャの肩に一発(あ、その前に彼はいじめっ子らのド頭に直撃弾を食らわせてます)。続いて、歩き去ろうとするアリョーシャの背中目がけて至近距離からの一発です。これはさすがの聖人、アリョーシャ君もぶち切れます。果ては指を食いちぎられるのですよ、アリョーシャ。もうなんだかすごいプレイとしか言いようがありません。恍惚のアリョーシャ。 しかも少年とだけではありませんよ。続いて十四歳の少女リーズにプロポーズして熱い接吻を交わしたアリョーシャ君、その舌の根(というか唇)も乾かぬうちに、今度はなんとイワンにキッスですよ。実の兄ですよ。「北斗の拳」に喩えるならば、ケンシロウとトキのラブシーンです。そのうちラオウとケンシロウという組み合わせも出てくるかもしれません。同人誌か、これは。禁断の愛です。見事な両刀使いです。免許皆伝です。天然自然流ってやつでしょうか。帝政ロシア末期って、ほんとになんでもありなんですね。ああ、ドクター・フーのタイムマシンで連れて行っていただきたいものです。 (まだ続く) 【五日目】全国「カラ兄」チャレンジャーのみなさま、こんにちは。読む進むごとにやさぐれてきていませんか。僕はかなりやさぐれています。なんたってこの物語、ひとりとして善人が登場しません。気が滅入ります。子ども電話相談室なんかで絶対に薦めていはいけない本です。心清らかな青少年たちがニート、あるいはワーキングプアになってしまうこと必定です。とりわけ、ミーチャにーちゃんにだけにはシンクロしないでくれと思わないではいられません。ですけど敵もさるものです。さすが長兄ラオウだけあって、力だけは強いです。かなぁり負の力ですが。北斗神拳究極奥義「無想転生」をもってしても、おそらくミーチャのライフポイントは1コペイカぐらいしか減らせないでしょう。それよりも、三千ルーブルをあげてやってください。きっと犬のように小躍りして喜ぶことでしょう。こんなやつです、長兄ミーチャ。 いったいドストエフスキーさんはこの作品で何を言いたかったのでしょうか。おお、いきなり文学的な問いかけをしてみたりしましたよ。う〜ん、としばし黙考して、おじさんはひらめきましたよ。きっとこれ、「人志松本のすべらない話」なんですよ。昨日はBLと書きましたけどね。てか、すでに小説でもないやん。バラエティだったんかい、カラ兄。でもですよ、そう考えるとスイスイと読み進むことができるから不思議です。これはけっこう当たらずとも遠からずですよ、きっと。えっへん。 まっちゃんはもちろん、ドスさんどす。で、彼がサイコロを振って、ミーチャとかアリョーシャとか指名するわけですよ。いつも外さないのはやはりミーチャですね。彼は千原ジュニアばりの話芸を(といっても、ミーチャの場合は天然なんですけどね)披露してくれます。逆に、「おい、この話、いつオチがつくねん」とハラハラさせてくれるのがアリョーシャ君です。そういえば本家「すべらない話」でも、一度、そんな外国人芸人を見たことがあります。オーストラリアかどっか出身の芸人さんです。オチをつけようと焦るほど、深みにずぶずぶとはまって行くあたりなんかは、どっちかというとミーチャの十八番でもありますね。 では、いってみましょう。「ドスさんのすべらない話」ザ・ゴールデン! ド「う〜ん、じゃ、次」 サイコロコロコロ ド「お、千原ミーチャ。いってみよか」 ミ「え〜とですね。これ、第三巻の話ですわ。僕ねえ、二巻のあいだずっと出番なしなんすよ。弟のアリョーシャもぜんっぜん来てくれへんし、金もないわで、ごっつ困ってましたんねん。で、これはもうどうしようもないと。で、もう最後の手段や、これで決めなアカンおもたんですわ。なんせ三千ルーブルの借金ですやん。覚悟決めて、行ったんですよ。ホフラコーワっちゅうオバハンのとこなんですけど、恥ずかしい話、この人、僕の彼女の親戚なんですわ。でもこっちもそんなこといってられへん。土下座でも何でもする覚悟で家まで行って、金貸してください! 言いましたわ。そおしたらオバちゃん、めっちゃ機嫌よう、言うてくれはったんです」 [quote]〈あなたはいくらかお金が入用なんですね。三千ルーブルが必要なのかしら、でもわたしがさしあげるのは、もっとすごくたくさんなんですよ。〉 [/quote] ミ「もう、こころのなかでは“やったぁ〜〜、ごらぁぁ”ですわ。じゃあ、もうすぐくれと、はよくれと思いますやん。そしたらオバハン、いきなりこうですわ」 [quote]〈あなた金鉱のことをどう考えていらっしゃるかしら〉[/quote] ミ「思わず“はぁ〜?”思いますやん。よくよくオバちゃんの話聞いとったら、金鉱掘って三千ルーブル掘り出しこて来いっちゅう話なわけですよ。もうこっちもカーーーとなって、机をガーーンってぶっ叩いたら…」 [quote]〈「あれ!」、ホフラコーワ夫人は仰天して叫び、客間のもう一方の隅まではじけ飛んだ。〉 [/quote] ミ「って、オバちゃん、飛びすぎやっ!」 ミ「で、もうしょうがないから、そこ飛び出して、しゃにむに走っとたら、いきなりドーンてぶつかったんですわ。誰や? 思たら、これが愛しのグルーシェニカのパトロン・サムソーノフんとこの女中ですわ。グルーシェニカはどこやっ? って詰め寄ったらどうも要領えんことばっかいいますねん。で、思わず」 [quote]〈嘘だろう、くそ婆あ!〉 [/quote] ミ「って怒鳴り散らかしたんですわ。そしたら」 [quote]〈「あれえ」と老婆は叫んだ〉[/quote] ミ「って、オバちゃん、くるくるくる〜って。飛びすぎやっ! てかおんなじリアクションかいっ!」 (そして夜は更けていく) 【六日目】 さてさて、ようやく第四巻の中盤まで辿り着きましたよ。これで山頂もちょっとぐらい顔を見せてくれると思ったのですが、大間違いでした。さすが世界文学の最高峰。ちょっとやそっとじゃそのてっぺんを拝ませてくれはしません。物語は一面ブリザード。大嵐が吹いていました。こっちはすでに高山病の兆候ありです。酸欠で息もたえだえです。ページを開くとバタンキューです。メロリンQ!。眠ってはいけませぬぞ、姫様。嗚呼、勘助…。 なんてやってる場合じゃありません。体はとうの昔にメロリンQなのですが、頭のほうが覚醒しきっております。シナプス君が張り切って、なにやら脳内物質大放出です。も、もしやこのまま覚醒するのかオレ? 「覚醒って気持ちいい〜」とか言っちゃうんでしょうか。 あ、すんません。我が家で今、大ブームとなっている漫画『クレイモア』の話です、これ。『図書館戦争』『電脳コイル』に続いて、お正月の楽しみに取っておいた『クレイモア』にまで手をつけてしまいまいた。先に全巻読破したピクモン(ウチの子)はストーリーをうっかりすっかり喋ってしまうので気が気じゃありません。全巻そろえるんじゃなかったなあ(遠い目)。 ですけど、カラ兄も負けてはいませんよ。三巻目あたりからだいぶノリがよくなってきました。浅草花やしき、日本最古のローラーコースターぐらいのスピードは出てますよ。1853年(嘉永6年)開園だそうですから、古さでは負けてはおりません。打倒!ドス!  さて、物語のほうは、死亡フラグ立ちっぱなしだった親父・フヨードルがついにっ! という展開になりましたよ。もちろん容疑者としてドナドナされていったのは、脇の下が甘々だったミーチャ兄です。あちこちで借金を断られたあげく、親父のところに乗り込んで、使用人のグレゴーリーを半殺し。しかも凶器の杵を現場に放置。その後、血塗れ姿で知人宅を訪問。大金を手にしてグルーシェニカと大宴会。状況証拠はバッチリです。「父殺しの男が…」とキシリア閣下もご立腹です。あ、ガンダムの元ネタもここかっ! ところがですよ。第四巻ではどうも様子がおかしくなっています。淫売女グルーシェニカはなんだか「ミーチャ命っ!」とか叫んでます。あれほど毛嫌いしてたのに、容疑者になった途端にスキになるってどうしたことでしょう。しかも周囲からもなんだか尊敬されちゃってますよ。あれれ、もしや三巻と四巻のあいだに、僕の知らない三.五巻でもあったのかもしれません。元カノのカテリーナもなんか怪しいですよ。 ここで次兄イワン降臨。モスクワに逃げたと思ってたのですが、意外にも彼が探偵役でしたよ。四巻のクライマックスは真犯人とイワンの対決シーンでしょう。最後にカッコいいところを持っていっちゃうなんて、さすが眼鏡っ子は違いますね。「じっちゃんの名に賭けて!」の名推理。ハラショ。と思いきや、なんと第四巻P350にて、ラスボスの登場です。真の黒幕がぼやぼやと現れましたよ。あと400ページ。何が起きるかまだ眼が離せません。ところで、アリョーシャはどこ行ったんでしょうか?【七日目】 ついにやりましたよ! キツツキ戦法を見破られて一時は苦戦を強いられましたが、ワタクシの目にも真田の六文銭の旗印がよう見えもうした。お屋形様…勝鬨を…勝鬨をおあげくださいませ…バタリ、という勘助の心境です。きっと19世紀ロシアの読者の方々も、こんな気持ちだったに違いありません。極寒の地で、細々とした暖炉の灯火をたよりに雑誌をめくるロシア市民。両の手をハアハアやりながら凍える仕草に思わず萌えてしまいそうです。さぞかしお寒うございましたことでしょう、姫様。ワタクシめがその気持ちを世紀を超えて代弁してあげましょう。サン、ハイッ! 「長ぇよっ!ドス!!!」 さて第四巻後編は、ミーチャ兄の法廷劇です。ノリはまさに「逆転裁判」! ゲームです。ついにDSにまで魔の手を伸ばしてくるとは、さすがドス。その先見性に驚かされるばかりです。ゲームオタクでもあったか。とはいえ僕は「逆転裁判」やったことないので、スルーです。へっへっへ。そうそうドスの思い通りにはさせませんよ。ここはひとつ、ワタクシの得意とする遊戯王デュエルモンスターズで勝負だっ! なんでだ! ワタクシはもちろんミーチャ無罪の側につきますよ。モスクワからやってきた弁護士フェチュコーヴィチを応援です。でも名前を読むたびに脳内で噛んでしまうので、彼のことは「フェチ」と呼ばせていただきます。いよ! フェチ。こんな感じで気軽に呼んであげましょう。対する検察側は、心理学の達人イッポリートです。こちらは名前を読むたびに、なぜか卑猥なイメージが脳内でちらついて困ります。モザイクかけちゃってください。このままでは映倫通りませんよ、イッポくん。 デュエルのほうはイッポ君の先行です。彼の手札には、うっかりミーチャが残した数々の物的証拠がてんこ盛りです。証人もグリゴーリー、ラキーチン、スネギリョフ、トリフォーンなどなど、ミーチャの有罪を後押しするような人物が勢ぞろいです。優勢です、イッポ君。ところがこの証人喚問で、ことごとくイッポ君の手は裏目に出るばかりです。あっさり、フェチ君に覆されます。もしや、無能? ではちょっとそのデュエルログを拝見してみましょう。 イッポ「私は手札から、“門番グリゴーリー”を召還! このカードが召還された時、ミーチャの証言を覆すことができるっ!」 フェチ「トラップカード発動っ! スピリッツ・マッサージの悪酔い! このカードは、相手モンスターの証言力を半分にする! よって“門番グリゴーリー”の効果は無効となる!」 そんな(どんなだ)丁々発止のカードバトルが繰り広げられるわけですが、ついに終盤、「カーチャの裏切り」「イワンの発狂」「百姓の意地」の最強コンボが完成。さらに「スルメジャコフの呪い」の効果発動により、“神”のカードが降臨っ! 必殺技「ゴッド・コンプレックス・クラッシャー!!!」をまともに浴びたミーチャのライフポイントはゼロとなってしまいました。260ページにおよぶ一大バトルの終了です。ここでフェチ君とイッポ君は、晴れ晴れとした表情で握手です。「真のデュエリストはキミだ」なんて、お互いをたたえあってますよ。肝心のミーチャは、あれれ、蚊帳の外で真っ白に燃え尽きてます。涙を誘う大団円です。誰も同情してないけどね。 (読み終わったんだけど、まだ続く…かも)

2007年10月23日

★【Webook 2007.10.22】To The Summit 〜 Hiroshi Tasaka + 田坂広志さん、渡邉奈々さん、藤沢久美さん鼎談会

  ジェイカレッジ・ウィーン講演+国境なき合唱団ツアー
  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    + 日時: 講演は 11/25(日)9:00〜。 
    + 日程: 11/24日本発−29日本着
 
    + 詳細: http://www.webook.tv/jcollege/

    + 何が魅力かっていうと、ウィーンで講演を聞けるだけじゃなく
      鶴ちゃんや伝ちゃんたちといっしょに、行動する時間が
      い〜っぱいある!ってことなんだよね。
      (これ意外と気づいてる方少ないんだわ:秘)
      それでね、翌26日は、ホイリゲっていうベートベンが住んだ
      町のワイナリーに遠足にいくプランもあるらしい・・。
      そして、そのホイリゲで国際Moso会議を講師の皆さんも
      交えて開こうとひそかに画策中・・・・。
      (どぉ? ムズムスしてきた?)笑

    + そして、さらに国境なき合唱団のチャリティにも参加できる。
      あ、もちろん歌わなくってもいいのさ。歌う人はもう決まってて
      僕らは、盛大な拍手で参加ってわけ。男性歌手はまだ一部募集が
      あるらしいから、俺は歌うんだ!って男性の方は可能性あり。

    + さらに!、以前ご紹介した価格を大幅に変更。ななんと
      29万7千円!(ジャパネットタカタみたいだなぁ:笑)

    + さ、その気になっちゃった方は、まず僕にメールちょうだい。      
      (webook@yahoo.co.jp タイトルに「ウィーン」って入れてね。)

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++   Webook of the Day    from LA   
+++    http://webook.tv
++   Book diary by Shinnosuke Matsuyama

------------------------------------------------------2007.10.22-----


   英語で読んでも、深く伝わるメッセージ。


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●今日の一冊:【 To The Summit 】

   Why Should You Embrace An Ideal In Your Heart?

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   |Hiroshi Tasaka
   |Kumon Publishing NA|2007年11月
   |ISBN:1933241462|$14.99|232P
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<本のひらめき>

ソフィアバンクの田坂さんが、いよいよ世界にその思想を発信。その第一弾と
もいえる英語の本だ。
http://blog.hiroshitasaka.jp/archives/2007/09/to_the_summitku.html

原書は、「未来を拓く君たちへ—なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか」で
ある。原書で思わず涙を流された方も多かったはず。

英語で読む...

2007年09月30日

[読書ノート]環境問題はなぜウソがまかり通るのか


著者:武田 邦彦  出版社:洋泉社  2007年3月刊  //\/i/i1,000(税込)  221P


環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))    購入する際は、こちらから


前回ご紹介した『ダメな議論』につづき、社会問題を自分の頭で考えることの大切さを教えてくれる本を読みました。

題材は環境問題です。


高度成長期に発生したヒ素ミルク事件や水俣病などの反省からでしょうか。環境や健康に害悪をおよぼす疑いのある事件が起きると、いっせいにマスコミでバッシングされる風潮が定着しました。

40歳代以上の方は覚えておられると思いますが、昭和40年代のなかばまで「チクロ」という人口甘味料がありました。ある時、チクロには発ガン性があるということが大騒ぎになり、使用禁止になります。そのころ水に溶かしてジュースを作る粉末ジュースという製品がありましたが、チクロ禁止のおかげで、一斉に店頭から姿を消したことを覚えています。

ところが、本書によれば、チクロには発ガン性がなかったという最終報告が2000年の朝日新聞に掲載されています。「魚の焦げは発ガン性物質」と思っておられる方も多いと思いますが、こちらも2001年に訂正報道があったとのことです。


環境問題には、これと同じように間違った報道や故意の誤報が多い。それは、いったい何故なのか。というのが本書の主題です。


なかでも1章まるごと使って述べているのが、「ダイオキシンはいかにして猛毒に仕立て上げられたか」です。

ダイオキシンは猛毒である、と一般には信じられていますが、著者の武田氏は2001年に東大医学部の和田功教授(当時)の論文を読んでショックを受けます。論文は、ダイオキシンが人体に及ぼす毒性は実証されていない、急性毒性も非常に弱いと思われる、という趣旨でした。

武田氏は、自分が資源材料学を専門とする科学者でありながら、ダイオキシンについてはマスコミの報道を鵜呑みにしていたことを反省させられます。その後、丹念に調査を進めた結果、著者は「ダイオキシンにほとんど毒性がない」と確信するようになり、本書で30ページ以上にわたって、この結論に達した論拠と、ダイオキシン報道をめぐるマスコミの無責任さを糾弾しています。


その他、地球温暖化騒ぎで故意の誤報が頻発している、水素エネルギーはちっとも環境にやさしくない、京都議定書ぐらいでは地球温暖化を防げない、等々。


なぜ、こんなに「故意の誤報」が相次ぐのでしょうか。

武田氏は「環境がお金になるから」と言っています。

ミもフタもないご意見ですが、これが真実なのかもしれません。


そう言われれば、ダイオキシン騒ぎで全国の自治体のゴミ焼却場は大規模な改修を余儀なくされ、設備メーカーには特需が舞い込みました。

チリ紙交換屋さんが集めていた古新聞は自治体の資源回収に主体が置き換えられ、“民営化”の反対で「民」から「官」に事業が移りました。一番おいしい思いをしたのは、低価格で古紙を入手できるようになった製紙業界だったといいます。


しかし、なんといってもショックなのが、ペットボトルの処理法です。


2004年の統計によると、ペットボトルの年間消費量51万トンのうち、分別回収量が24万トンで、再利用されたのはたったの3万トン。残りは焼却されたり産業廃棄物として処分されるそうです。

わざわざ分別しているのに、結局ゴミ扱いされちゃう!?

しかも、お役所と容器包装リサイクル協会は、「焼却」をリサイクルにカウントして、この事実を目立たせないようにしているとのこと。


許せん!!


著者の怒りが読者にも乗り移ってくる一書でした。


個人的な感想になりますが、本書の「チクロ使用禁止」というのは懐かしい話題でした。

人工的なもの、新しいものにはすべて毒が入っている。まだ見つかっていないだけで、そのうち、あれもこれも「やっぱり毒性がありました」という結果が出るに違いない。

当時は、社会全体にそんなムードが漂っていたものです。

そのムードを頭から信じきっていた私の母親は、特にインスタントラーメンを信用していませんでした。「たくさん食べると、絶対に体を壊す」と言い、なかなか食べさせてもらえません。


ところが、私が小学校3年生の頃、事件が起こりました。我が母校は全校生徒20名で給食設備もありませんでしたが、全国的に進められていた学校給食推進の流れがやってきたのです。

設備が整えられない学校でも、ドンブリとカップだけで食べられるメニュー。

そうです。インスタントラーメンと脱脂粉乳の給食がはじまりました。


学校が決めたことですので文句は言いませんでしたが、きっと母親は「子どもに毒を食わせている」と苦々しく思っていたことでしょう。母親の思いが通じたのか、それともさすがに毎日同じメニューという異常さが問題になったのか、ラーメン給食はその後1年か2年で終了しました。


あの頃を懐かしく思い出すと同時に、「子どもに有害食品を食べさせたくない」という親心がやっと理解できるようになったことに感慨を覚えます。


最近も、アメリカ産牛肉が輸入再開された直後にBSEの危険部位の混入が報道されたとき、我が家では牛丼を食べるのをやめました。

自分とカミさんだけなら食べたでしょう。しかし、何十年後かに発病するかもしれない危ないものを、まだ幼稚園生の娘に食べさせるわけにはいかない。そう考えたからです。


何年かしたら、「そんなこと気にしたこともあったね」と笑い話になるかもしれませんが、今はまだ恐ろしいと感じています。


マスコミですり込まれた情報は強力ですね。

2007年09月10日

★【Webook 2007.09.10】「100%無理な話」も通す技術 〜 鶴野充茂 + 平秀信さん講演会


  ジェイカレッジNo.30(浜口隆則さん)

    + 日時: 9/14(金)1900-2100
    + 詳細: http://www.webook.tv/jcollege/
    + 戦わない経営とは・・・。その経営思想を伺います。
    + 満席御礼、そろそろ〆切りですね。

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++   Book diary by Shinnosuke Matsuyama

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   諦めなければムリじゃない・・


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●今日の一冊:【「100%無理な話」も通す技術】

   会社でやりたいことを実現させる人の考え方・説得術

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   |鶴野充茂/著
   |明日香出版社|2007年07月
   |ISBN:475691098X|1,300円|222P
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<本のひらめき>

本書は、仕事をしていて「これは通りそうにもない」とか「無理無理!」って
いう企画や提案を通すためにどうすればいいか・・・っていう本。
その心得とコツを鶴野さんがわくわくモードで語った素敵な本である。

まず大事なことは思考の癖。難しい問題や解決策の見えない課題に対して、「
うーん困った」「ムリだ」のかわりに「面白い」「なんとななるさ」という考
えで臨むことが大切だという。大賛成! 
知らず知らずのうちに内なる壁が僕らの心に潜んでるんだねぇ。

ムリだという人も、面白いという人も、しっかり検討のうえ結論としてそうい
っているわけではない。どちらも解決策は見えていないけれど、それをどう捉
えるか・・・という心の問題なのだ。

先日読んだ平野秀典さんの本に

    現実=事実+捉え方

という公式がでてきた。ムリだというか、面白いと思うか、一つの事実に対し
てどんな現実と感じるかは、「捉え方(心の問題)」が大きく左右する。

今日の鶴野さんの本には、そんな捉え方のヒントがいっぱいある。

通りそうもない企画を社内や顧客先で通すには

 +自分の意思や要求をはっきりさせ
 +相手が自分の要求を受け入れる理由を考え
 +ゴールとシナリオをつくり
 +相手の反論に対応できる準備をする
 +さらに、あなたを○○の専門家と思わせる、そこまでやるかと思わせる
  などの工夫をする

といった構成で、鶴野さんの体験エピソード(これがまたスゴイ)を交えなが
ら解説されている。50のヒントには、覚えておきたいマジックアクションが
あるのもうれしい。

たくさんのビジネスパーソンに読んで欲しい一冊。


<僕の思いつき>

「そんなの、うちじゃできないですよ!」
「そういうの、やっていいんですかぁ?」

実はこれ↑僕の大好きなフレーズ。
なぜって、誰かが落胆や否定的な雰囲気で口にするのを...