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2011年11月06日

JOY耐決勝(日曜日)ってどんな進行?

なんか・・・テニスの世界が大変なことになってるらしいですね。「とうとう世界の頂点に!」って状況になってるそうです。男子テニス。今日の23時から中継・・・ですか?
日本人なら、今晩はTVの前に正座ですよ!テニスの中継って何時間かかるか知らないけど。

さて、「大失敗しちゃった初出場のJoy耐」
いよいよその問題の日(決勝日)のお話ですよ。予定ではあと2回・・・いや3回かな。Joy耐ネタ。
日の出と共に灼熱の太陽が照りつける中、朝7時にピット集合。
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係員さんが、出走前点検に来てくれます。ただ、係員さんが到着する前に「決勝走行車両から、ガソリンを完全に抜き取っておかないと」面倒なことになります。
係員さんの目的は、「これからみんなで給油所で規定量のガソリン補給をするわけだけど、ちゃんとその前にタンクがカラになっているのか?」確認するためです。
係員さんが来てから、ガソリンを抜く作業を始めると・・・とっても遅くなります。走行前点検の終了時間が。
それなので、「係員さんが来るまでに完全に抜いておいて」「その様子をちゃんと確認してもらう」ようにしておかないと、進行に支障が出ます。
出走前点検が終了すると、すぐに「車をみんなで押して」給油所へ。
土曜日のうちにこのピット裏にあるスタンドで給油をやってみました。ここは・・・現金ではなくて、クレジットカードがないとダメなスタンドなんです。(意外な盲点。確かに決勝中に現金を数えていられないだろうからね。)
実は作戦を立てていたことがあって・・・給油量を「規定量よりも少なく」入れてもらおうと思ったんだけど・・・
全然ダメだった。クラス2車両なので、規定量通り(30litter)ガソリンが入れられてしまった。
そのまま車を押して、スターティンググリッドへ。
前方にものすごい台数が・・・・
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振り返ってみると・・・・寂し〜!俺達、すっごい後ろだよおおお〜。
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9時半より全員コース上に集まって、ブリーフィング開始。
大きな大会だからね。順番に挨拶があるんだけど・・・・釘付けになってしまったのは・・・
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あ、いやいや。綺麗なお姉さん達の方じゃない。あの・・・なんていうんですか?あのキャラクターさん?
既に気温30℃をとっくに超えてる状況で着ぐるみ・・・中に入っているのは・・・仕草からして女の子・・・なのか?ひょっとして?
も〜ほんっとにドキドキドキドキ・・・・ぬああああああ〜!
「進行チャッチャとやって、さっさとあの着ぐるみの子を解放してあげよう!さあっみんな静かに話を聞けっ!」
って、まあ、TVでしか見たことがないような有名人様もいらっしゃるイベントなので、粛々と進行ですよ。
「このEnjoy耐久は、”今日、初めてレースを走ります。”という方も参加する大会です。譲り合いの精神で、どうかくれぐれも皆さんマナーを守って楽しく一日を過ごしましょう。」
さあ、スタートだ。
ゆっくり全車がローリングスタートを開始して・・・3周目が終わったところ(だったかな?)で、レース開始!

どうにも小さな筑波サーキットと勝手が違って・・・作業をする場所(ピット)と、タイミングボードを出すレーンとの間がものすごく広くて、いちいち指示を出しに行くのが面倒だ。
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係員さんも盛んに怒鳴ってる。
「レーンの開口口のところに向かって走ってください!レーン手前の柵のところにいないで!柵の中に入ってください!」
そんな声を張り上げなくても大丈夫だよ。ピットレーンに速度制限が課せられてるんだから。って思っていたら・・・うおおおおお〜!なんだよ!
ものすっごいんですよ。やっぱりこの大会に慣れている人たちは。30分を過ぎた頃から続々と給油が始まって・・・
「規定の給油(ストップ)時間がある」大会なのですが、私はてっきりそれは、「係員の人たちが停止時間を測定してくれる」んだと思っていました。
どうもそうじゃないんです。(朝のブリーフィングでもそのあたりの解説にすごく時間がとられていた。)
「給油に入ってきた時に超えたライン→自分のピットで規定時間を測定→ピットロード出口に計測終了ライン」があって、"自分たちの責任で停止時間を測定”しないといけないんです。
ピットロード速度規制は・・・正直、「あきらかにオーバーしているよね?」というレベルの「ピット加速競争」に陥ってた。(たぶん、ピットロード速度の測定器がある場所を知っているんだと思う。)
とっても怖い状況になっていました。ピットの一番端だからかもしれないけど。

頼りにしていたのは、ピット内のTVで掲示されるタイミングモニターとホームストレート入り口にある大きな順位表。
どんどんどんどん我々の順位が上がる。
そのうちにセーフティーカー(SC)が出る事態が発生して・・・(タイヤが取れちゃった車両がいたらしい。)給油所は大混雑。
みんなも口々に「給油・・・どうする?ピットインのサインを出そうか?」と言ってくるけど・・・
私が制してしまっていました。「ダメだ。この大会は実際の速さよりも給油所のタイミングで順位が決まる。ギリギリまで入れるな。せめてSCが終わるまで引っ張るんだ。」

後に、追突した側の関係者の皆さんに叱られた通りの判断を私が下していたんです。
大きな順位表は、10位までを固定表示とし、11位以降をスクロールでどんどん切り替える形になってる。
ついに「50」の文字が最初の一列表示に加わるようになって、みんなが喜んでいた頃・・・終わりが突然来ました。
私は、ピット内のTVにかじりついていたのですが、ピットから見ていて・・・ホームストレート上の車両群がすべて停止した。(ストレート上で駐車したような状態)
「あ?なんだ?何でみんな止まるんだ?赤旗なのか?」と思った瞬間!
我々のピット前で盛大な白煙が上がりました。オーナーがピットサインを出している目の前で・・・
ダダダッと周りの人たちがホームストレートに群がるけど・・・私は全くそこに向かわなかったです。競技車両は車高が低く、ピットウオールから先の状況は見えなかったけど・・・
「たぶん、自分たちの車両だ。今回の大会はこれで終わった。車もダメだろう。」
怒り狂って、そのままグランドスタンドに向かっていました。
途中、黄色いシビックの彼女に会ったけど・・・なにを話したのか、全く覚えていない。
グランドスタンドで撮影をしていた人たち、一人一人に話を聞いて・・・
「なにが起きたのか見ていましたか?その時の状況を撮影していましたか?」
私は、「なぜホームストレート上で全車両が止まるような運営の仕方をしたんだ?」ってそればっかり考えていた。
「さっきまで、ゆっくり全車両が周回できていただろう?なぜ止める必要があったんだ?赤旗でもないのに」
誰も撮影している人がいなかった。いや、私が先に名乗ってしまったから、見せてくれなかったのかもしれない。確かに「他の誰も追突していないんだぞ。運営の仕方じゃないだろ?」

さて、レースにおいて、クラッシュしてしまうと、その後、どうしなければいけないか?
通常語られることはない(みっともないことだから)ことをここに記しておきます。まず、はっきりしているのは、「コース外に出されてしまった競技車両のところに行っても、なんの役にも立たない」ことです。
1)相手先(今回の場合、”SC車両中の追突事故”という重大事象)の関係者にお詫び。この時、きちんと「チーム代表者の方いらっしゃいますか?」と声がけしてお詫びをしないと、後々禍根を残すことになる。

2)メディカルセンターでドライバー確認(&引き取り)
チーム関係者は、メディカルセンターに来るように呼び出されるのですが・・・今回の場合、事前に「メディカルセンター」の場所を把握していなくて、見つけ出すのにウロウロしていました。

3)タワー呼び出し
「その顔だと・・・なにを引き起こしたのか、わかってますね?」という言葉と共に「もし、修理して走行できるのならば、競技を続行してもらって構わない。」「ただし、再スタートを切ると同時にペナルティを課す。」ことを説明されました。

4)ピットにて「リタイヤ届け」記入後、タワーに自分たちで届ける。
通常は、「ピットの近くにいる係員さん」に手渡しする書類ですが、JOY耐の場合、タワーに直接持ってきてもらった方が運営側は状況が把握しやすくなるんだそうです。別に提出期限は設けられていない書類なので、競技車両をよく確認してから提出でも構わないそうですが・・・

5)車検場脇で破損車両引き取り
JOY耐は、「走行が困難な状況」に陥った車両でも、なんとかして係員の皆さんが車検場脇まで車両を持ってきてくれます。その後、「自分のピットで修理」して再出走しても構わないんだそうです。しかし、今回の我々のような破損状況の場合・・・「車検場から車両を引き出す」ことに難儀。
しかも、よりによって”あの”セーフティーローダーの牽引ロープが再び絡まって・・・・余計、事態を面倒なことに・・・暑い中、路面を這いつくばって、なんとかしようとたくさんの係員さんが・・・本当に面倒をかけました。

6)ピット撤収 全面退却
バカみたいに日が高いうちにツインリンクもてぎを後にして・・・途中、猛烈な勢いの雨の中に突っ込んでいった。
「こんな雨雲が、大会会場にやってきたら、大変なことになるな。」
結局・・・私が参加する競技に”雨”は、つきものだったんです。今回の場合、私達がいなくなっちゃった後に大変なことが起きたみたいですけど。
次回は、今回の事故の根本原因「暑さ」の対策をどうしていたのか?を記事にしましょう。

2011年11月03日

JOY耐予選日(土曜日)ってどんな進行?

先日の筑波サーキットからの帰り道でのお話。
普通は保管ガレージを出るとさっさと車を走らせるんだけど・・・・なんだかFMラジオの調子がおかしい。
車を道路脇に止めて、すべての曲のチューニングをやり直し。
ルームミラーに何かが・・・・脇をおじさんが通り過ぎてく。小さなバイクを押して。
・・・・べつにいいや。ラジオの再セッティング完了!んじゃ、帰ろう。

「ここからスタンドまではなんkmもありますよ!がんばってください。」

声だけはかけておこう。バイクはわからないからね。どうしようもない。
いつもと違う道をず〜とまっすぐ走って・・・・3km経過。ガソリンスタンドなんて出てこないぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・Uターン。

普段は制限速度の+15km/hぐらいだけど・・・・少々急ぐ。小さなバイクだったけど、押すのは大変じゃないかな。
まだまっすぐ押してきていた。車をストップ。
「この車に乗るかやってみましょう。全部シートを畳んで。」
「いやあ・・・いくら何でも無理ですよ。一晩押せば、家に帰れます。」
一晩って・・・いったいどうしちゃったんですか?
「一回エンジンを止めたら、それっきりかからなくなっちゃって・・・今日は換えのプラグも持ってきてなかった。」

ちょっとプラグをチェックさせてもらう。なんか・・・バイクのプラグって小さいんだねえ。普通の工具じゃサイズが合わないぞ。
「いや、これ、モンキー用の特殊サイズなんです。普通のバイク屋さんでもないと思う。」

プラグがビチャビチャだ。いやん。(?)
さて・・・どうしたもんかなあ・・・保管ガレージから、ブレーキクリーナーを持ってきて、拭いてみよう。
保管ガレージに戻る途中にあるバイクショップに飛び込む。
「すいません!ここの先でモンキーが止まっちゃってるんで・・・ここに戻してきたら、看てくれますか?」
おじさん二人はあっけにとられながらも・・・・okしてくれた。

ブレーキクリーナーで拭いても・・・案の定スタートしない。っていうか、バイクってスターターついていないんだ?
「ええ、これ、キックスタートのバイクで・・・・」なんか汗ボタボタ垂らしてる。大変だなあ。バイク。

「あそこのバイクショップに持って行きましょう。さっき話をつけてきました。」
「いやあ・・・あそこにRacingショップがあるのは知っていたけど・・・こんなゲテものバイクを看てくれないと思って・・・いいんですか?ラッキーだったなあ。あのお店の知り合いの人と話ができて。」
「いえ、さっき初めてお店に入りました。看てくれるって言ってくれましたよ。」
「・・・・・・・・・」

押すのを手伝おうとしたけど・・・あんまり触られたくないらしい。そういえば・・・なんかこのバイク隅々までピカピカだ。
それになんか作りが・・・・普通の人が乗る構造になってない。やけどとか・・・ちょっと危ない構造だぞ。これ。

「なんか・・・すごいバイクですね。」
「ええ・・・Honda中国メーカに作らせているエンジンなんです。それをチューニングしてあって・・・」
「いくつぐらい出てるんですか?」
「176ccで28馬力ぐらいです。」
「・・・・それってリッター150馬力以上・・・4輪で言ったら、フォーミュラーニッポンぐらいのチューニングレベルじゃないですか!」
「ええ、だからエンジンをかけるのが大変で・・・今日は朝、一発でエンジンがかかったから、そのまま遠乗りしちゃいました。うっかりしていたなあ・・・予備プラグ忘れるなんて。」

お店に到着。
Racerバイクがたくさん置いてある店内に入れてもらって・・・・おじさん達二人共が同じ事を・・・
「これは・・・・いったいなんだ?モンキー・・・なのか?」

案の定、チェックしてもらっても全然エンジンがかからない。
みんなでキックスタートを順番に繰り返している間に教えてもらうと・・・
どうも、二輪の世界は「手作り車両」で車検をとることができるらしい。
この「異形のモンキー」は、いろいろなスペシャルパーツの寄せ集めで車検をとった車両だった。
「このフレームはさあ・・・・アルミ押し出し材使ってるけど、どこのメーカー?」
「中国製です。」
「え?良くできてる・・・いったいこれでいくら?」
「3万円です。」
「えええええええ〜!俺達がやったら、材料費にもならない。」
「そうみたいですね。日本メーカー製の同じ構造のフレームだと17万円以上します。」


そうなんだよねえ・・・私の周りでもたくさん起きてる。同様のことが。
「大震災後、貧乏になっていく日本」は、他国の安い製品にすがるしかない状況だ。「出稼ぎ」をする時代が来るかもね。そんなに遠くない未来に。
未来の話以前に、今のこの状況。もう30分以上経ってるぞ。どうしよう・・・もし、エンジンかからないようだったら、バイクをここに置いてもらって、今日は自宅まで送るか・・・

「エキゾーストからもボタボタなにかたれてる・・・ガソリン・・・か?」
「ええ、何回もキックしているウチにダラダラ出てきちゃいました。」
「スロットルをフルに開いて。」
「開いたまま、キック!」
「いや・・・だって、これ、フューエルブースターがついています。そんなことをしたら全開放出・・・」

なんかゴチャゴチャ言っていたけど、言われたとおりレバーを全開に廻してキックしていたら・・・・
バッ・・・バンバンバンバン!!!!
かかった!やったあああああ〜!なんだかあまり気分が良い排気音じゃないけどね。

「Racingなセッティングになっているから、いったん燃焼室で”空気が足りない”って状況を作り出してやる必要があるんだ。」
「逆にキャブをスロー側にしていたら、いつまでたってもガソリンをダバダバ供給しちゃうよ。」

よかったよ。無事にこれで帰ってもらうことができる。
やっぱりそのままほっとかなくて良かった。あのまま家に帰っちゃっていたら、ずっと気になってたよ。

さてと・・・本当は筑波サーキット周辺のお話じゃなくて、ツインリンクもてぎで開催されたEnjoy耐久のお話を書くのが目的なんだよね。今回。

え〜と、どこまで進んだかというと・・・Joy耐初日(金曜日)を終えて、「スターレットのエンジンが全然かからない。でも、とりあえず一回車検チェックはしてもらった。」というところまで書いたんでした。

エンジン始動対策に追われているみんなを置いて、私は保管ガレージに向かって・・・
シートベルト(対TTC1400制圧用車両から奪取)とフロントタワーバーを確保。
本来なら、とっくに鍵が閉まっている時間だったんだけど・・・管理人さんが待っててくれた。ありがとう。

私が保管ガレージでゴソゴソやっていたころ、ツインリンクもてぎのピットでは・・・
1)インジェクター
2)ディストリビュータ
3)フューエルポンプ
4)ECU
まで、順番にオーナーの通勤スターレットから移植していたらしい。(ノーマルカーだから、内装剥がしから入らなければいけなくて、相当難儀したらしい。)

結論は・・・・
「どうも、交換した教科品のミッションケーブルが、ECUを圧していたみたいだ。取り付け場所がノーマルと違うからね。ECUをずらして、ミッションケーブルの通る場所を変更したら、エンジンがかかるようになったよ。」

そんなこと・・・あるのかなあ。ECUからコネクターを外してもリセットできていなかったのに。
まあ、そのままいこう。確か土曜日朝も練習走行があったよね?(じつはこのECU問題は後日談があるのだ。少なくともこのときの対策は大正解だった。)

フォークリフト修理係の彼から提案。
「また30分で止まっちゃたらいやだから、朝の練習走行やめませんか?とにかく一回予選でタイムを出しておかないと・・・」
了解了解。そうしよう。なにしろエンジンを積み替えてから、この車両は30分以上連続走行ができていない。

土曜日朝8時半からの練習走行をパスして・・・・おかげでゆっくり9時半に集合できたよ。

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「あのう・・・どこにいますか?パドックに入れません。係員さんに突っ返されました。」

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あ、悪い悪い。パドックに入れるのは合計3台だけで、ピット裏に入れることができるのは、そのうちの1台だけなんだ。ピットに一番近い駐車場は・・・P3(駐車場3)で待ってて。通勤スターレットで迎えに行くから。

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私が誘った「外車整備係」の彼がご夫婦で手伝いに来てくれたのだ。誰もが知ってる欧州製超高級スポーツカーから乗り換えてもらって・・・・現実の世界(通勤スターレット17年落ち)にようこそ。
しかし、この最上級スポーツカーで乗り込んでいっても、突っ返されるなんて、係員さんも職業意識に燃えてるねえ。正しい判断だ。

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さて、メンバーが揃ったところで、もう一度車検を受けよう。
「お〜・・・エンジンかかるようになったかい?よかったねえ。」
車検員の皆さんにチェックしてもらって・・・大問題だったオイルクーラーは、素直に全部取り外した。「ホースの素材」については、これからもよく考えよう。取り付け口との兼ね合いで、どうやってもホース状のものを突っ込まないといけないんだけどね。

「いいよ。全部OK。車重も昨日測っておいたよね。このホイールは決勝で使うホイール?」
「へ?いえ・・・・予選用のタイヤを組んでます。」

なに言っているんだろう?ホイールがそんなに問題なのか?
「う〜ん・・・決勝用ホイールには、マーキングしておきたいんだよね。決勝後の再車検のために。」
「いやいや、ウチのチームそんな再車検が必要な上位でゴールしませんから。」
「い〜や、そう言ってるチームが案外いつも上位に来るんだよ。ちゃんとやっておきな。」

ちゃんとやっておきなって・・・・もう、車検時間終わりだよ。
全員でダッシュ!ガレージが一番隅っこでよかった。
許しをもらって、車検場の脇でタイヤ4本交換させてもらった。重量を再度計測すると・・・757.4kg。
ありゃあ・・ちょっと重いホイールつけることになるんだ。決勝。そんなことも気にしたことなかった。
(後々考えると、この車重だったら、指摘を受けたフロントのタワーバーは全部丸ごと取り外してしまっても、車重規定には違反しないはずだった。このときは、タワーバーを取り付けることにしか頭が回らなかった。)

12時15分からピットロード上で全員参加のブリーフィング。
「公式計測タイム」になる予選は、30分づつABドライバーの2回。
その後は、もう一度30分の時間が与えられるけど、それは「残りのドライバーで分け合う練習時間」

初めてこのサーキットを走る状態での予選結果は・・・・
「クラス最下位。全体の73位」

みんながっかりしてる。
大丈夫だよ。手の内全部を見せる必要はないんだ。予選落ちがある状況だったら、ちゃんと対策をうったよ。
まだ、切り札は2枚持ってる。今の段階では、この車両が30分以上走ることがわかったことが収穫なんだ。

16時近くになって、最後の走行(30分のフリー走行)開始。
ただちにクラス3位のタイムで連続周回を開始する。
まったく・・・まったくすごいもんだ。TTC1400トップクラスのドライバーってやつは。
彼だけがこのコースを以前に一度だけ走ったことがある。
「この車両で到達すべきタイム」を即座にみんなに示してくれた。これで全員に目標タイムが設定できる。

30分のフリー走行は・・・二人のドライバーで分け合わないといけない。
私に与えられた時間は、残り8分。

ドライバーチェンジ。
おそらく計測ラップは一周だけだ。
大きなコースをコースインすると・・・・初めて走ったFISCO(現FSW)のように「コースのどこを走ったら良いかわからない。」状況じゃないけど・・・
なんか・・・丘みたいなところを走るんだね。このコース。この先って右・・なのか?いや、左?見えないぞ。コースの先が。失敗したなあ。一回ぐらい平面図見ておくんだった。

まいったなあ・・・走行車両が少なくて・・・ひとりぼっちだ。右か左かもわからないぞ。おっ。AE86が近づいてくる。
この車両だったら、しばらく後ろにくっついていけそうだ。

くっついて走っていると・・・正直、これ・・・・全部3速以上で回れるのか?いや、パワーバンドを外れるか・・
試しに縁石も乗っておこう。普段はボディを痛めたくないから、縁石は使わないけど。おっと。結構ゴトゴトする縁石だ。できればあまり乗りたくないなあ・・・・

なんか・・・筑波サーキットを一周したような気分になってきたけど・・・まだ一周してないんだね。なんか長いストレートと・・・立派な観客先があるけど・・・これ、ピット前じゃないね。

その先のストレートエンドが・・・・どんどん下って・・・・別にエビスほど下ってないし・・・たいしたことな・・・え?なにその右直角コーナー。あんまりエスケープゾーンがないじゃん。

怖い。

ブレーキを踏んだら・・・あれ?減速しすぎだ。もう一回ブレーキを離して・・・あ〜あ、AE86が逃げていく・・・

なんだあ?このコーナー・・・タイム短縮ポイントだけど・・・あんまり無理して突っ込みたくないなあ・・・
登っていって・・・切り返す最終コーナーが見通しが悪くて・・・少々めんどくさい。
ピット前通過。タイムは?2分39秒台。

ほらね。たいしたタイムじゃないけど、初めて走って最初の1周で規定(1周最低3分)は超えて見せたよ。

さて、走行時間終了。
でも、ちゃんと明日の決勝に向けて整備をしていいんだって。
ブレーキ周りを整備しておこうか。
「え?なんでキャリパー全バラしてるのよ!そんなことしたら、戻すの大変だよ!」
なんか騒いでる。
「いや・・・別にこんなの難しくないですよ。全部のピストンにグリース塗っておきましょう。ほら。」

なんか・・・みんなあっけにとられるペースで整備してくれたらしい。外車整備係。さすがプロだ。呼んで良かったよ。

あ、フルード全交換しておくの?念のために?はいはい。じゃあ、WAKO'Sの出店があるから買ってくるよ。
「いやあ、よかった買ってくれる人がいて。お店を出した甲斐がありましたよ。」
「こっちこそ。ブレーキ周りをいじることもなく、帰るハメになるかと思ってたんで。今日一日走ることができて良かったです。」

どうも昨日夜にメンバーみんなが苦闘して、なんとかしてエンジンをかけようとしていたのを見ていてくれたらしい。
「そうですか。あの青い50番ですか。よかったですねえ。明日はほんとにがんばってくださいね。」

なんとか・・・なんとかなるんじゃないかと思っていたんだよね。このとき。
「私が参加しているのにまったく雨が降らない。」ということに一抹の不安を抱きながら・・・

2011年10月22日

決勝が終わると恐怖の時間が始まるんですよ。

堅牢なカーボンモノコックシャーシに囲まれていても命を落としてしまう事ってあるんですね。モータースポーツ。
日本ではあまり報道されなかったようですけど、非常に残念な事故がアメリカで発生しました。命を落とされたのは、インディジャパンやインディ500でも優勝したことがあるヒーローです。
それともう一つ。この最終戦で、「女性モータースポーツドライバーの華」が引退されることになりました。
彼女に贈る言葉は・・・・「命を落とさずにINDYを去ることができて良かったね。パトリック。」

今回の記事は・・・このIndyの事故ではなくて・・・その数時間前まで日本の筑波サーキットで開催されていたローカルレースのお話。
FJ1600とTTC1400のメンバーは、よく考えるようにね。「明日は我が身」って思ってないよね?何度も繰り返してるし。いつか重大な事故が起こるぞ。本当に。

さてと・・・皆さん、アナログTVってどうしちゃいましたか?捨てちゃった?とっくに?
再利用考えましょうね。ゲームマシンに接続するとか、筑波サーキットに持ってくるとか。
「筑波サーキットにアナログTV?」
はい!みんな。朝6時半集合は、「アンテナケーブル忘れて取りに戻った」おかげで遅刻しちゃったけど、秘密兵器を持ってきたよ。
じゃん!ブラウン管アナログTV様御鎮座ましました!」

アンテナ&電源を配線。「よ〜し。さすが電気工事士のオレ。ちゃっちゃと完了だぜ。みんなにオレ様の才能を見せつけちゃうよ。さあ!全員集合!はい。ブラウン管の前で全員正座!いくぞ!電源オーン!」
プチッとな。
全員「??????????あの・・・・映らな・・・あ、なんか文字が出てきた。目が・・・・悪くなったのかな?俺たち。」
ありゃ?
父ちゃんに「このほったらかされてたTV。ちゃんと電源入る?」って確認して持ってきたんだけど・・・なんだろう?なんか文字が・・・・ものすごく滲む。アナログTVってこんなものだったっけ?
冷たいピットの床に正座させられていた全員が、「は〜あ。」と無言で立ち去っていく。あ、あの・・・
おかしいなあ。なんでだろう?って思いながら、TTC1400の車検準備を進めて・・・なんかみんなが騒いでる。我々のピットのところで。「やったぞ!AE86レース予選1位だ!」とかって・・・なに?
あ、ちゃんと映るようになったじゃん。すげえな。AE86レースの彼が、ポールポジションだよ。
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なんだ。単にずっと電源が入れられてなくて、ブラウン管が暖まるまで、画像が安定しなかったんだ。よかったよかった。すごく重要な武器を手に入れた。これで、予選状況を把握して、ピットサインを送ることができる。
いつも通り、雨で濡れている状況の難しい予選は・・・6位。出遅れ気味?まあ、15周あるからね。
と・こ・ろ・が。
FJ1600予選で、「筑波サーキット1周全部オイルばらまき事件」が発生。これで1時間タイムスケジュールが遅れて・・・後々の混乱につながっていくんです。
遅れているスケジュールの中、いつも通り大応援団が到着。
曇天の下で、腰に手をついてゴッゴッゴッと・・・すごいねえ。ショート缶だけど、幼稚園に行くようになって、一気飲みができるようになったんだね。あ、空き缶?大丈夫だよ。捨てておくから。はい。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リアルゴールド?」
直ちに父親(フォークリフト修理係)のところに直行。激しく両肩を揺さぶっちゃいましたよ!
「なあ!まずいだろう!これ!幼稚園児が日曜日午前中から、リアルゴールド一気飲みってなに?」
「あ、う〜ん・・・なんか、彼も疲れてるみたいなんですよね。幼稚園の運動会とかで。」
そういうことじゃないんだよ!誰?「疲れたおじさんの味」を幼稚園児に覚え込ませた「悪い大人」は?
こんな調子じゃ、小学校に上がる頃には「オレ、ユンケルスターじゃないと疲れが取れないんだよね。」とかっていいながら、ストローで飲んでるぞ。チュウチュウ。
も〜おじさんびっくりしちゃった。日曜日の朝から。あ、AE86レースの決勝が始まった。
今回は、我が妻を初めてスプリントレースの現場に連れてきたのだ。どうにも「我々の耐久レースに集まるメンバーが、蒼々たる顔ぶれ。」っていうのが、いっくら言ってもわかってもらえないみたいなんで。
ポールポジションからスタートした彼は・・・そのまま一度も首位を渡すことなくトップチェッカー。
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ほらね。すごいでしょ?
我が妻もすごくびっくりしてた。「なんか・・・集まる人たちがみんな”人が良い”ってのは、わかっていたけど・・・ほんとに速かったんだね。」
朝早くからついてきたほんとの理由は・・・先日の「ベルギーワップル全部食べちゃった事件」のお詫び商品を私が全員にちゃんと配るかどうか、目を光らせるためだったのだ。
なんだかこの「マドレーヌ」は、有名なお店のヤツなんだって。みんな食べてね。ふう・・・今日の任務終了だな。

ドライ路面になったTTC1400決勝は・・・その前に行われたFJ1600決勝が2回も赤旗になって・・・
12周の短縮レースになった。
どうもこの決定が・・・ドライバー全員を追い込んだらしい。
決勝スタート。すぐに5位に順位を上げて・・・まもなく最後尾になった。
どうも1ヘアピンで接触されたらしい。まあ、大きな損傷じゃないみたいだしね。前回同様追い上げてポイントを取れれば・・・
どんどん最後尾のメンバーに追いつく。って、あれ?なんかものすごく遅れてホームストレートに戻ってきた。
そのまま1コーナー出口でストップ。今期2回目のリタイヤ。完走率50%だよ。も〜・・・
決勝が終わって、車両から降りた・・・あ、「どてっぱらを大きく凹ましたドライバー」のところに近づく。
「バトルになるようなら、止めに入らなきゃな〜」と遠くから様子をうかがっていたら・・・こっちにも他のドライバーが近づいてきた。
「すいません。最初の最後尾の原因作ったの私です。」
あ、いやいや。ドライバー同士で話し合ってね。
戻ってきた彼に話を聞くと・・・・「うん。まあ、確かに最初はお尻から押されちゃって、ハーフスピン状態になって、最後尾に落ちたんだけどね。損害はそんなに大きくなかったんだ。」
「最後のリタイヤ原因になったクラッシュは、こっちが”全然関係ない先を走っていた車両”に突っ込んで行っちゃったんだ。芝の上に押し出されてブレーキを踏んだ瞬間、”もう止まらない”って悟ったよ。悪いことしちゃったな〜。滑走して、ドアに突っ込んだんだ。それなのにこっちが逆に体を気遣われちゃったよ。ほんとに申し訳ないことした。」
「最後の最後、芝生にまで押し出すのはやめて欲しいんだよなあ。ヘアピンでそんなことをやったら、自分の目の前を横切ることになるのは、考えればわかることなのに。」
フェンダーがタイヤに食い込んでなかったので、そのまま走ることも可能だったと思うけど・・・
「いや、フレームにダメージが及んでいたらボディを捨てなきゃいけなくなるから、やめた。」
決勝リタイヤ。なにも残らない。さあ、片付けようか。
その後・・・ヤな予感が的中。
3時間・・・・どころか、今回はついに「5時間経っても帰ることができない。」
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なんだか「抗議書合戦」になったんだそうです。
FJ1600で大変大変疲れる事態になっていた主催者の皆さんは・・・「絶対に引かないTTC1400の連中」を前に、少々手際が悪かったらしい。
「決勝終了後、車両保管30分」ってなんのためにあるんだっけ?
主催者さんだけじゃなくて、全員思い出そうね。抗議書を出す場合は、「保管されている車を観ながら話をしましょう。」って一言添えること。

疲れちゃって、判断が鈍っていた主催者さんは、本来は「後日こちらから連絡します。」といったん事態を収拾するべきだったと思うけど・・そうできない状況に追い込んだの、参加者のみんなだろ?

「抗議書」ってさ、確か2万円かかるんだよね。
そのお金使ってさあ・・・「次回は、あいつよりも絶対に速く走ってやる!」って練習した方が、よっぽど有意義じゃない?
みんな、なんかさ・・・「自分がやられた。やり返してやる。」みたいな感じになってたけどさ。
数日経って、冷静になったところで、胸に手を当ててよく考えて。
「騒いでいる俺たち、全員2位以下」

今回も1コーナーをトップで進入して、ぶっちぎりで優勝しちゃった彼女ってさ、何で速いか知ってる?
「土日の練習日には、必ず走行している。」
練習の虫だよ。
彼女の走行マナーには感心したことがあってさ。
私がガレージオーナーのダートトライアルSC車両の慣らし走行をしていた時に・・・
2ヘアピンで完全に横を向いて止まっちゃったマーチが(完全にエンジンも停止していたらしい。)いたんだよね。
当然、ポスト員さんは、「激しく2本振動」
私は、イン側にEK4を完全停止させて・・・「これ、後ろをすり抜けようとする車両がいたら、マーチのドライバーは・・・面倒なことになるな。」って思っているところに彼女のEP82が到着。
どうするのかな・・・・おっ。アウト側完全停止。これで、全員が一時停止するしかない。さすがTTC1400のトップドライバー。マナーも二重丸だ。
彼女に連れられてきていた、たくさんの車両がそこで完全停止して・・・無事にマーチは、エンジンを再スタートして、ピットに戻ることができたんです。
彼女はいつも練習走行をしている。対して、あの日「抗議書合戦をしたみんな」は?
彼女に勝てない人たちが、なんだか外でワアワア騒いで・・・・そんなに関係者みんなを追い込んじゃって、気分が良いか?
もし、これで、次回相手がエントリーしてこなかったりしたら・・・
「ざまあみろ!」じゃなくて・・・・たぶん、みんなが最初に思うのは・・・
「あいつ、どうしてるかな?」

本当に巻き込まれちゃったのは、「混走競技のTTC1600」の皆さん。可哀想に決勝終了後、まっくらな筑波サーキットに拘束されて・・・・
ほんとに嫌われちゃうぞ。TTC1400。
6時間経過。
「ねえ。俺たちリタイヤ組なんだからさあ。”順位に関係ない”って言って帰っちゃおうよ。」
「ダメだよ。そんなの。みんなで参加してるんだから。」
はいはい。
予想通りの答えで、泣けてくるよ。まじめだなあ。みんな。私が背広を着ている時じゃなくて良かったね。
私は帰るよ。付き合ってられない。
我が妻と家路を急ぐ。
「みんなさあ・・・結局、人が良いというか、みんな仲間だと思ってるんだね。だって、あんなに長い時間待たされてるのに誰も暴動とか起こさなかったじゃない。私、すごいなあ。って思った。」
あ〜・・・・
やっぱり今日、連れてきて正解だったよ。そんな風に考えたことはなかった。そう言われればそうだね。この2年間「一回も決勝終了後、30分で車両保管終了」になったことがなかった。それでもそう言われれば、”暴れる”人とかいなかったね。

私はちょっとねえ・・・そういうことができない人なんだよね。
だいぶ前に私が「決勝中にわざとぶつけに行った。」話を記事にしたでしょう。
あれって、伏線があるんだよね。ぶつけに行く前の大会で。("相手がマナーを守らないんだから、こっちだってやってやる"という考え方になっていった。全員に対して)
あの当時って、「ミラーがふれあう距離で、でも、全員が誰も接触しない」っていうバトルが長く続いたんです。
でも、ある日、”私よりずっと年上のおじさん”が、ダンロップ下で、私をぶつけて押し出したことがあってねえ・・・
その後、再車検場で、「つかみ合い&殴り合い」になってました。(再車検扱いになったんだから、お互い上位だったんだと思う。)
どう収拾がついたか?って?
勇気ある係員さんが、我々の前に体を張って割って入ったんです。
「こんなことやるんだったら、二度と二人とも参加書を受け付けないぞ!JAFにも連絡して、ライセンスを取り上げてもらう!明確なライセンス規定違反だ!どうする?!」
直ちに二人で両肩組みましたよ。
「やだなあ。運動後のストレッチですよ。ほらっ。ね?スマイル!」
(痛てて。どさくさに紛れて、ほっぺたつねってんじゃねえよ。このやろう
そんなことやって、その後、二人は仲良くなったかって?
ならないね。ぜ〜んぜん。

現代のTTC1400の皆さんに「バカな事をやっていた経験者」として、贈る。
「あんなことやるもんじゃない。残ったのは、居心地の悪さと、苦い思い出だけだ。」
HonyaClub.com

2011年10月15日

JOY耐初日(金曜日)ってどんな進行?

今日は確か、ドイツの耐久レースで正式発表前のトヨタ車が出走するんですよねえ・・
あ、auの皆さん初めまして。ちゃんとiPhone4sの画面上で観ることができていますか?
この41万PVのBlogは「文字が綺麗に見えるブラウザー」Safari5.1.1で記述しています。
更新間隔は・・・「できれば月1回は更新したい。」あ、いやいやこれはこのBlogのオーナーのせいではなくて、「脚本家のたまちい」が降臨されるかどうかが問題なので・・・ほんとに月1回の時があります。
記事の前半はたいていの場合、「ぜんっぜん本題と関係ない話」です。ヘタすると本題よりも長い時があります。
「お前の持ってる情報、速くオレ様に寄こしなあああ〜!(ハアハア)」って人は、いったん記事の一番下までスクロールしてから、逆に読んでいくことをお勧めします。
さて、では、しばらく続いている「2011年JOY耐で大失敗」シリーズいきますか。
え〜とですね。まず、過去の記事の補強です。
「子供を連れて行きたい」という時の費用のかかり方について、読者の方から連絡をいただきました。
子供は”ゲストパス”5枚がもらえるから、それでパドックまで入ることができますよ。」とのことです。
そう・・・なんですね。「参加受理書」が到着すると登録者全員分のエントラントパスの他に「ゲストパス」が5人分同封されていたんだそうです。
まあ、ここら辺のことを我が妻に確認すると・・・
去年と違って、メインスタンドとパドックを自由に行き来できるようになってたよ。お金払わずに。」という話だったので・・・ま、とにかく「参加者が小さな子供を連れてくる場合も、そんなにお金がかからない」形に変更されたみたいです。あ〜・・・この情報提供しない方が良かった?来年は、みんなが大挙して押しかけてしまって、「予選出走台数200台」とかってなっちゃうかも。(たぶん受理できません。そんなにたくさん。)
さて、大きな大会であるこの「もてぎEnjoy耐久レース」に初参加するにあたって、心配事がいくつかあったんです。
宿や申込書の書き方以前に心配だったのは・・・
1)金曜日に「車検」ってなっているけど、その時にドライバー全員が揃ってないといけないのか?
2)車検合格後の車両の保管って?どうするんだろう・・・
まあ、金曜日はそれ以前のもっと根本的なところでガタガタしてたんですけどね。
セーフティーローダー代を節約するために「金曜日午後の練習走行から参加」という作戦は・・・金曜日朝の競技車両積み込みからトラブっていた。
余っていたセーフティーローダーは・・・積載後、車体をホールドしようとウインチを触ったら・・ウインチが絡まっちゃった。
仕方が無いので、手動ウインチを使って、前後フックを何とか固定。
走り始めると・・・今度は、40km/hぐらいでブレーキを踏んだ瞬間に車体が上下に激しくジャンプする。
なにか・・・排気ブレーキの不具合・・・なのか?この13万キロオーバーのトラックは。
結局、信号で止まるたびに何度もフックの状況を確認しながら走ることになって・・・ツインリンクもてぎのパドックに着く頃には、「前後フックが外れて、車体が一番後ろのゲートのおかげで落ちなかった。」だけの状況になっていた。
オーナーが今回の大会のためにお金をかけてピカピカにしてくれた車体は・・・既にリヤバンパーがゲジゲジ。
なんかもう・・・この様子を見たとたんに「あ〜・・今回の大会は、あまり良いことがないかも」って思ってました。ちょっとね・・・我々は車を壊さないメンバーなのに、出走前から壊しちゃったってところがね。なんかすごくヤな予感。

参加受付は、12時15分まで。
荷物を駐車場に降ろしている間に他のメンバーに受付に行ってもらう。って・・・なんか何回も呼び戻されてる。なに?
「いや、なんか、全員の”過去のレース出走記録”を持ってこいだって。」ああそう。はい。
しば〜らく経って・・・「"ドライバー全員受付に来て"だって。」「は?」
原因は私だった。
Joy耐の「参加資格」に「過去のレース出走経験があること。あるいはこのコースを3分以内に走ったことがある証明書を持ってくること」っていう項目があるんだけど・・・
私の過去のレース出走記録が電算機で確認できなかったらしい。(そりゃそうだ。取り直した国内Aは、仮ライセンスの段階でこの受付に来ちゃったんだから。)
受付のお姉さんが、延々とどっかに電話をかけてる。まいったなあ・・・こんな綺麗なお嬢さんが受付にいるのを知っていたら、バラの花束でも持ってくるんだった。
「眉間にしわを寄せて、僕を困らせちゃいけないな。シニュール。」
「2011年7月8日の占有走行において、3分以内に走行・・・」って項目があるんだから、まずは受け付けて欲しいんだ。
我々は1名を除いて、全員このコースが初めてだけど、1周だけでも走らせてくれれば、3分は当然切れるんだから。
あ?電話を置いた。出走OK?ありがとう子猫ちゃん!(?)

全く初めてのこのコースは・・・競技車両のコースインの仕方がわからない。え〜と、この真ん中のタワー脇からピットロードに入れちゃって良いの?OK?
AE86レースの彼が走っている間に、駐車場からピットに荷物を移動。とにかく・・・とにかく台車が必要です。ものすごく大きなサーキット。荷物の移動が大変です。
ピットは一番端っこかあ・・・はあ・・・遠いなあ。
1つのピットを4つのチームで分け合うんだけど・・・既に2チームが来ていて、(残り1チームはこの大会慣れをしているみたいで、普通に土曜日にやってきた。)私達の様子を見て・・・
「金曜日午後からやってきて・・・大丈夫かあ?お前ら?」って感じだったけど・・実はこの後、周りのみんなに助けてもらう3日間が始まりました。
「ピットが一番端」というのは、初めてこの大会にやってきた私達にとって、ものすごく助けになったんです。コースからピットの位置が把握しやすい・・って、車が止まっちゃったよ。コース上で。
また筑波サーキットで発生した症状が再発。あ〜・・・・30分も走れてないよ。車両が牽引されて戻ってきたけど・・・復活することなく走行時間終了。
「練習走行券2万円」は、この30分のために使われた。あ〜あ。
17時半までが車検なんだけど・・・エンジンがかからない!どうしよう・・・
周りの人たちから「うちらの車両どかしてやるから、みんなで手押しして、いったんまずは車検を受けてきな。明日の朝も車検時間はあるけど、そこで指摘事項があったら、予選出走もできないぞ。」
みんなにガレージから車両を出してもらって・・・ピットが一番端で大正解だった。そんなに長い距離を押さないで、車検場に入れることができる。
事情を説明して、車検は受けてもらえたけど・・・・もう、一目見た瞬間にNGが出た。
「これ・・・シートベルト期限切れだよ。消火器はちゃんと新品を付けてきてるのに、なんで?」
あ〜・・・「車検OKは出せないけど、明日の朝、もう一回受けられるよね?じゃ、他のところも見ておこうか。」
他に指摘された項目は・・・
1)ストラットタワーバーの「基部だけを取り付けた状態」はNG。ちゃんと両方のバーを取り付けること。そうでないと「ストラット取り付け部を器具を使って補強」しているという解釈になる。
2)オイルクーラーのホースがNG。「燃えない素材で循環部を構成してもらわないと・・・せっかく新品ゴムホースに交換してくれているのはわかるんだけど・・・これじゃOKを出せないよ。ステンレスメッシュホースとかだったら大丈夫なんだけど。」
3)「ピットストップ時間」を示す”9”の文字がフロントウインドウに貼り付けられているか。ここは私の出番ですよ。Macでちゃんと作ってきました。「丸で囲まれた9」
suji9.gif
4)お尻に貼るゼッケンが「白地に黒文字で記載されているか」これ、意外な盲点・・・通常売られているゼッケンって、この大きさだと「抜き文字(白地ではない)」なんだよね。これもMacで手作りしました。
backgate.gif
気になる車重は、754.2kgだった。N1規定クリア。ぶっつけ本番だったけど、ちゃんと車重は間に合わせられたぜ。
あと、「ウインドウネット」をものすごく念入りに調べられた。なんでだろう・・・
net.gif
「うん。良くできてる。このネットがねえ・・・”きっちり取り付け”しすぎて、緊急時の脱出が難しい車両があるんだよ。これは良く工夫がされているねえ。OKだよ。」
nettorituke.gif

netshunou.gif
このネットの固定の仕方は・・・結局、板金屋さんに頼んじゃったのだ。自分たちではアイデアが出なくて。さすがお金をもらうプロの仕事だったよ。

車検後は、隣のテントで「ドライバー全員分の装備チェック
「金曜日にドライバー全員が揃っていないとダメなのか?仕事を休むのが大変だぞ。」っていう心配は杞憂だった。
「金曜日欠席のドライバー分の装備をとにかくチェックさせてもらえればok」だった。(事前に欠席者分の装備を入手しておかないといけない。)
特にヘルメットが念入りに調べられて・・・(各ドライバーを識別できるようにするためらしい。)
無事に装備チェック終了。
みんなを車両の修理に残して、私は保管ガレージに戻る。もう、辺りは暗くなってきていて・・・他のピットは、車両保管のためにシャッターがピタッと閉められてしまったけど・・・何かトラブルが出た車両は・・・
新品のクラッチシステムが取り付けられた予備エンジンが闊歩するピット裏を歩きながら思う。
「なんか・・・俺たち場違いな場所に来ちゃったかも。全然準備が足りなかった。スーパー耐久並みの装備を持ち込めないと参加しちゃいけないって事か?この大会。」

2011年10月09日

JOY耐の宿とセーフティーローダの手配ってどうする?

昨年、「世界を変えた男」の伝記が発売されると知って、今年の9月下旬に予約をしたんですけどね。
「上巻(Ⅰ)・・・だけでいいんですか?下巻(Ⅱ)も同時発売ですが。」と言われてすごくびっくりした。
「確かに“生ける伝説”だけど・・・まだ存命中の人の伝記で上下巻っていったい・・・」
当然、両方とも予約ですよ。
でもなあ・・・まさか、その本が到着する前にいなくなられるなんて思いもしなかった。
「世界中の人々にコンピュータを届ける」
「世界を変えてやるんだ」
二人のスティーブと友人の3人で、自宅の食堂からスタートした(ガレージではない)その想いは、20年ほどの時間をかけて我が家にも到着した。
世界が暗黒の時代を迎えようとしていた頃(”帝国”が模倣物を世界にばらまき始めていた。)、秋葉原の街中で、「”たくさん棚に並んでいるその他”と全く違うコンピュータ」と出会った。
6色のリンゴのマークを強烈に覚えていて・・・でも、とても買うことができなくて、頭の中をグルグル回っていた。
そんなとき、当時の彼女(今の我が妻だ)が「すごくかわいいパソコンを買ったの」と見せてくれたのがノート型のMacintoshだった。
少し触らせてもらって・・・すぐに自分専用により薄いタイプを購入した。
二人で結婚式の時に使う配布物をその2台のMacで全部作って・・・(今考えるとよくやったよなあ。徹夜でCanonのハンディインクジェットプリンターでプリントアウトしたんだった。)
毎日持って歩いていたPowerBookDuoは、2年も経たずにガタガタになってしまった。
仕方なく、そのマシンを弟にあげて・・・彼の方が「人生が変わる」影響を受けたと思う。
そのガタガタのマシンの小さな画面に一生懸命Excelのデータを打ち込んで・・・
いったい何をやっているのかと思ったら、「うちのライン、すごく赤字なんだ。このままじゃいけないと思う。」

初めのうちは、そのExcel内の数値そのものについて、いろいろとコメントしなければいけなかった。
「用紙やインクの廃棄率をプリントアウトして、壁に貼り出すってのはいいアイデアだけどさ。本当のところは、”なんでそんなことになっちゃうのか”だろう?」
「貼り出して、まずは周りの関心を引いている間に、”どうやったら黒字になれるのか”を考えるんだ。」

あの頃「ウチの会社なんてさあ、社名がよく知られた会社だけど、課長でも戸建てに住めないんだぜ。がんばってもせいぜいそんなものなのかって思うよ。」って言っていた彼は・・・
今や日本でも有数の印刷会社の工場長だ。
「印刷の会社で、Macを使って、作業現場の人間が資料を作ったって事がポイントだったんだ。あの頃、パソコンを使うなんて、その印刷物のデータを作るデザイナーぐらいだったんだから。今じゃ当たり前のことで、全然偉くも何ともないさ。」
いやいや。
「高校を卒業した後、定職に就かずにフラフラ」(当然、両親は即座に家をたたき出した)していて、「期間工にも社員寮を貸してくれるんだって。」という理由だけで潜り込んだ会社で、その努力を認めた年上の人たちや、後輩達もすごいと思うよ。たぶん全社的にも珍しいんでしょ?「高卒期間工出身の工場長」なんて。
幼少の時のケガが元で、体に障害を抱えているのにそこまでがんばっているのがすごいよ。がんばるきっかけを与えることができてよかった。私も彼も、そのリンゴのマークのパソコンを手にした時に、そんなことなんてまったく考えていなかったけどね。

今の日本は、「就職難」に代表される言葉にある通り、「これから社会に出ようとする若者達に厳しい時代」なのかもしれないけどさ。
そんなに現状にとらわれちゃいけないと思う。
「今、うまくいかないことがある。」からって、そればっかり考えていたら・・・悪い方向に引きずり込まれてしまうぞ。実際、私の身近なところで現代流に言う「下流」からのし上がった例が、こうやってちゃんとあるんだから。
70年代に大学を中退して、フラフラしていたあげく、「世界を変えてやるんだ」という大それた想いに向かって走った彼らだって、下を(大学を卒業できなかった)向いて歩いていたら、そんな「目的」に行き当たらなかったと思う。
反省は必要だけどさ。「失敗」とか「うまくいかない」ことにくれぐれもそんなにとらわれないように。それがたとえ天変地異を相手にしていてもね。

さて、では私も「大失敗の反省編」の記事を進めましょう。
え〜と、「2011年JOY耐参加」の流れとして・・・まずは、申込書を送ったんでした。
で、「ひょっとしたら申込書が受理されないかも」という不安があったので、「正式参加受理書が到着するまで」(決勝3週間・・・前を切っていたと思う。)セーフティーローダーの手配をしないでいたんだけど・・・

これは大失敗だった。
どうにもその・・・日程の組み立て方がよくわかってなくて、予約申し込みに躊躇してしまっていたんです。
JOY耐は、さすがにプロドライバーも出場するような大きな大会だけあって・・・「3日間構成」です。
1)金曜日 練習走行&車検日
2)土曜日 予選
3)日曜日 決勝
ツインリンクもてぎまで、レース車両を運ばなきゃいけない。
そのためのセーフティローダーは・・・すごく高いんです。できれば、金曜日に車を降ろしてしまったら、いったんレンタカー会社に車を返して、その費用を節約したい。
で、日曜→月曜と24時間借りるだけにしたかったんだけど・・・
どうにもなら〜ん!
「金曜日に練習走行って・・・ひょっとして木曜日に借りなきゃいけないって事か?それはまた・・・どんどん費用がかかっちゃうよ。」って思っていたのは、「金曜日午後の練習走行にだけ参加する。その後、車検」という方針にしたおかげで、金曜日朝にレンタカー会社に向かえばいいことになった。
・・・・金曜日に借りられるセーフティーローダーがないよ。北関東地区のいろいろな県に電話をしても。
「普通のトラックを借りて、筑波サーキットのBパドックにある”ゲタ”を使って載せてから・・・」
なんてことをウンウン考えていたら、フォークリフト修理係の彼が、ツテをたどってなんとか車両を確保してくれた。
・・・余っていたセーフティーローダーっていうのがね・・・まあ、後々決勝日にやっかいなことになるんです。ものすごく。
「JOY耐申込書を書く前に金曜日(あるいは木曜日)から、月曜日までのセーフティーローダーを押さえろ」っていうのが、絶対条件です。ほんとに。
車両さえ押さえてしまえば、時間の調整はできますからね。レンタカー会社の皆さんは嫌がるかもしれないけど。

それともう一つ。「宿泊施設」のお話。
私はだいぶ気をもんだのですが・・・結局「1名を除いて、全員自宅往復。毎日」になりました。
実際にやってみてどうだったのかというと・・・
毎日、高速道路代&時間をかけることを考えると、素直にツインリンクもてぎ内のホテルに宿泊してしまった方が、良かったのかもしれません。
「みんなで1部屋を割り勘」としてしまえば・・・そんなに高く・・・ないのかなあ?
実は私、ツインリンクもてぎ内のホテルが1割安くなることを狙って、ACTIVE SAFETYプログラム(クラブアクティブ)に参加していたんです。残念ながら、今回はその優待割引を使わなくて済んじゃいましたけどね。
あ、宿泊した1名は、どこに泊まったんだ?って?
当然、ホテルツインリンクですよ。練習走行30分ほどで止まってしまった土曜日にキリキリ舞いの最中・・・なんだか電話をかけてました。
「あのう・・・晩ご飯・・・キャンセルして欲しいんですけど。まだ車が治らないです。」
その会話を聞いて、全員頭をブンブン。(全力で)
「ご飯キャンセルしちゃってどうするの!ツインリンクもてぎの周りって、ほんとになにもないよ!」
「ほんとに?コンビニぐらい・・・」
真っ暗な山の中を放浪したいんだったらね。少なくとも俺たちが通ってきた道に・・・無かったな。」
もう一回ホテルに電話し直してました。
「あのう・・・さっき晩ご飯キャンセルしちゃったものなんですけど・・・
まだ食べられますか?

決勝日に聞いたところ、無事に晩ご飯を食べられたんだそうです。ありがとう!ホテルツインリンクの皆さん。お騒がせしました!
スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ I

  • 作者: ウォルター・アイザクソン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ハードカバー





スティーブ・ジョブズ II

スティーブ・ジョブズ II

  • 作者: ウォルター・アイザクソン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/11/02
  • メディア: 単行本







2011年09月25日

小学校で理科教室をしてきました

冒頭の動画は、Google Chromeの・・・じゃなかった、Lady GagaさんのCMです。
残念ながら、このもうすぐ40万PVのBlogは、この動画CMのブラウザーではなく、iPhone,iPadの定番ブラウザーSafariで書いています。白い犬ばかりではなく、もうすぐauの皆さんともお会いできますね。

さて、今日は久々に「全くモータースポーツと関係ない話」です。最初から最後まで。
え?「このBlogって、いつも前半は関係ない話だろ?」とかまあ・・・そう言わずに。

台風が迫る中、朝8時に黒服を着た集団が校門の前に集結。
総勢15名。年齢性別問わず。折りたたみ傘で。遠目から観て・・・・浮きまくってるぞ。諸君。

何をしに来たのかというと・・・
小学校出張理科教室」をしに来ました。グループ全社挙げて同意者を募って。

私?
「賛同者募る!」って社内イントラが掲載されていたのは知っていたけど、試験でキリキリ舞いだったからね。
とりあえず、試験が終わっても、まだ募集していたら・・・募集していた。集まらなかったんだ?ひょっとして。

みんな、「小さな頃の夢」って叶えていますか?

私の小さな頃の夢は・・・「車の設計者になること」
社会人になった後に母親に見せられたことがあるんですよ。「幼稚園で描いていた絵」
ちょっと怖かった。
だって・・・「ただ単に、クレヨンが横方向にスクロールしているだけ。それも分厚くなるまで何重にも重ね塗りされて。」

母親は、「車を書いていたんだって。」と言って見せてくれたけど・・・正直「病んでる?この子?」ってしか思えなかったよ。書いた本人が言うのもなんだけど。
全く覚えていないそれらの構図の絵が、すごくたくさんあったんですよ。よりによって。(ほんとに怖い)

「早く車の運転ができるようになりたい」ってそればっかりだった。
正直、18歳で全部達成しちゃった感が・・・大学は、在学中はなんだかいつもイライラしていた。
「早く社会に出たい。俺はみんなに比べたら出遅れてる。」(陸上部のみんな(工業高校)は就職していたからね。)
大学を卒業する時に、実は、自動車会社から内定をもらうことができていました。
欲を出して、もう一つの自動車会社の試験を受けたところ・・・落ちた。見事に。

その結果を連絡してくれた人に食いついちゃいましたよ。
「私が落ちる理由って、なんですか?」
「う、う〜ん・・・・普通はこういうことは言わないんですよ。聞いてこないし。・・・・困ったなあ。」
と言いながら、その人が教えてくれたのは・・・

「いろいろな能力を分析するためのテストを何度も受けてもらいました。その結果・・・あなたは設計には向いていないと思う。小さな細かなことを繰り返す試験の項目だけ、良くない成績だったんです。」
「・・・・」
「たぶんねえ・・・あなたは設計の人ではないと思う。もう少し、今の希望職種で本当にいいのか、よく考えなさい。」

さてと・・・困っちゃたぞ。その時になって、初めて真剣に「俺、自動車の会社に入りたいって、そればっかりだったけど、ほんとにそれでいいのかな?」ってなってました。
直ちに内定くれた会社には断りの連絡。(才能がない人間が入っても、失礼だと思った。断るのがものすごく大変だった。)

いくらバブルが崩壊した頃(社会的にはその認識はなかった。既に新聞報道は変調を訴えていたけど。)といっても、夏が終わる頃になって、内定が1社も無いってちょっと・・・

大学4年生の時には、学校に行ってなくて、ある国の機関で研究をやっていた。
その研究室の先生に相談。
「う〜ん・・・私も学校を卒業する時にヘリコプターの操縦士になりたくて、そっちを受けたんだよね。残念ながら今は、大学で研究やってるけど。」
「さて、いよいよ真剣に就職を考える気になったかい。夏前に納税者の皆さん向けにこの施設を開放しただろう?その時の君の説明の仕方が、すごくわかりやすかったから、感心したんだよ。車の設計やりたいって言っていたから、黙っていたけど、本当はモノを売ったりする方があってるんじゃないかな。」

モノ売り?営業?俺が?

まいったなあ・・・って思いながら、大学の就職担当の教授の部屋へ・・・(おじいさん先生で、正直ものすごくつまらない授業たった記憶しかない。できればこの部屋自体も近づきたくなかった。)

一通りこれまでの経過を説明し終わった後、そのおじいさん先生が言ったのは・・・
「う〜ん。君にぴったりの会社があるよ。ほら。」
ほら。って・・・・それ、山積みの会社案内の一番上にあったものをたまたま私に出しただけでしょ。なに言っちゃってるのよ。

その会社案内の表紙に書かれていた企業ロゴ・・・見たことある。小さな頃から。
実家は電気工事業で、それらの業界ではよく使われる会社のロゴだった。

「まあ、このロゴだったら知ってるし、受けてみるか。」
そのまま早・・・19年ですか?
その次の春。
普段、SKYLINEで通学していた道の脇にあって、「ぼろい工場だなあ。」って思っていた会社の工場が・・・
まさか新入社員研修で派遣された親会社の基幹工場だって知って、めまいがしそうだったのを覚えてる。

入社したその会社は・・・正直、新入社員でもあまり褒められた状況じゃないのがわかる状態だった。
3年目・・・だったかなあ・・・真っ昼間に「こんな会社、辞めてやる!」って、机に蹴りを入れてそのまま飛び出しちゃったんだよね。

応対したお客様にものすっごく怒られたのだ。どうも年上の方々が無礼な応対をしたらしい。我慢がならなくて、再び電話をかけてきたそのお客様の応対を私が受け持ってしまったのだ。

駅まで帰る私をその当時の部長が追いかけてきて、止めようとしたけど・・・
「4日間寝てないんだよ。頼むから寝かせてくれ。男も女もバカばっかりだ!」
そのまま2週間・・・以上かな。会社に行かなかった。

ただ、最近自分自身で感じるのは・・・「あの当時、バカなおじさん」って思っていた人に自分も近づいちゃっているんじゃないかな。って・・・
電話の応対の仕方に端的に出てしまっているって、自分でわかる時があるんです。
歳をとるって・・・なんか、雑になるんだね。きっと。
「あの時、そのまま自動車会社に就職していたら・・・」って?
考えない考えない。実は、その2社とも、この長い年月の間にいろいろと大変なことになっていて・・・
正直、「あの時、就職できてしまっていたらどうなっていたんだろう。」って考えることはあるけど。

そんな事を考えていた時に今回の「出張理科教室、講師募集!」の掲示を見たんです。
「人にモノを教える」っていうことに対して、リセットがかけられるかな。って思って。
それと、「会社のロゴ」って小さな頃から見たモノを覚えてくれるんじゃないかなあ。って期待して。

さて、黒服の15名が、台風が近づく小学校に集結して・・・そのまま理科教室に直行。
ただちに授業開始。
え〜と・・・すごくギュウギュウ詰め。これで・・・5年生全員なの?僕らの時代の・・・2クラス分にも満たないんだなあ。

この理科教室でなにをやるかというと・・・「事前に参加者は、自分で組み立ててみるように」ということで、送られてきていました。「手作りモーターキット」
前日にちゃんと予習しておきましたよ。ええ。

え〜と、ビニール袋から取り出すのは、
1)乾電池2本
2)ニクロム線2本
3)電線2本
4)クリップ2コ
5)磁石1コ
6)消しゴム1コ
7)まな板1コ
8)紙やすり1枚
・・・・・これでモータ?
・・・・・作れたっけ?いやいや国家資格を持っているんだから、この道具を見ただけで、「フレミングの左手の法則」を解説できないと。


やってみましたよ。自分で。会社の机で。終電間際に。
・・・・ウゴカナ〜イ。果てしなく動かないぞ。これ。
・・・・どうしよう?今、子供たちに一個づつ配られている同じキットも動かなかったら。ドキドキドキドキ・・

作業をやっていて気がついたのは、みんな「ちょっとでも待ち時間があると飽きちゃう。」んですね。
他の子が終わるのを待っていると、遊び始めちゃう。磁石使って。(すごい発想なんだけどね。)
それと・・・どうも「カッター」って道具を使うのが初めてって子が・・・いるみたい。歯の方じゃなくて、逆を当てて、消しゴムを切ろうとしてる。それも複数の子が。????

あと、ついつい「大人の考え」を押しつけちゃうんですね。なにか指示を出したりする時に。
「15mm切るんだよ。」ということを「15ミリ切って。」と言ってしまって、みんな(私の担当は4名)???
しばらくこちらがよくわかってなかったです。
みんなでなんか・・・「ねえ、15ミリって、1.5cmのこと?」ってボソボソ。
あ〜・・・・そういえばそうだったよ。学校って、mとcmの世界だった。社会に出てからだったよ。mm単位で話をするようになったのは。
そういえば、デシリットルなんて単位も習ったっけ。小学校で。(絶対社会で使わない。)

よしっ!全員電線を繋ぐところまでできた?
じゃ、電線を乾電池に付けてみよう。コイルのところが廻るよ!

・・・マワラナ〜イ。全員。
ど、どどどど〜しよう!
一人づつ、ニクロム線への紙やすり作業を再度指示。私が直接手を出しちゃいけない。
みんな次々に廻り始めて・・・・
「ヨッシャアアアアア〜!」
(キョウシツデオオゴエヲダサナイデクダサイ。)


あれ?一人だけまだ動かない。う〜んう〜ん・・・イヤイヤ待て待て、このコイルの両端をちょうどクリップの円の真ん中に・・・・
男の子が一言。
「人生、諦めが肝心だよ。」

いか〜ん!

「諦めちゃったら、そこでおしまいなの。」
「おしまいでもいいよ。こんなの。あ〜あ。」

まだいじっていて・・・ほら、ちょっと初めに手で動かしてあげると・・・ほらっ!動いた!やったぜ!
下を向いたまま・・・あ、はいはい。わかった。喜んでいる訳ね。素直じゃないな。チミ。
おっと、名刺入れが落ちた。あ、拾ってくれてありがとう。
「名刺ちょうだい。」
え?俺の名刺?いやいや、もっといいものをあげよう。ほら、我が社の企業ロゴシールだよ。いいだろう?さ、これをこのまな板に・・・
(頭をブンブン)
「いや、そんなにこのシールを全否定されちゃうと・・・今日の任務はこの企業ロゴが夢に出てくるように・・ってことなのに。そんなに俺の名刺?」

あげました。私の名刺。そんなに喜ばれちゃっても・・・
20年後ぐらいに価値が出るかもね。

5分で片付けをして、次は6年生の授業。
・・・少子化をひしひしと感じるよ。さっきよりもさらに人数が少ない。俺たちの時代の・・・1クラス分?

1年違うだけなのに全然違う。
待ち時間に遊んじゃう子はいないし。
ただ、「あっ。ちょっとまずいかも」って思ったのは・・・
黒板の前で講師がPowerPointの描画を「はい。これを見て〜」っていうと、「手元の配布資料」を見ちゃうんですよ。全員。

あ〜・・・このあたりが「人前で説明ができない日本人」を生み出しちゃうんだと思う。
たぶん、「手元の資料と全く同じモノ」が普段、PowerPoint資料で描画されることに慣れちゃっているんですよ。
大人になって、それをやっていると寝ちゃうんだよねえ。聞いてる方が。全くダメだ。それでは。

作業の進捗自体は、もう全然違う。さっきまで汗をかいて「なんとか全員動くように」ってやっていたのがウソみたい。
さ、それじゃ、みんな乾電池に電線を付けて〜

・・・・動かないぞ。全員。

またかよ!
一人一人手直し。自分で作業するんだ。よ〜しよし。全員廻ったね。よかったよかった。
って思っていたら、男の子がまな板の裏を差し出してきて・・・
「サインください。」

へ?
え〜と、じゃ、ウチの会社名と私の名前を署名・・・
「こういうのじゃないんだよな〜。もっと崩したやつがいい。」
えええええええ〜!

おじさん、確かに昔、書道をやっていてよく、「芸術的な手書き文字ですね。」(ようは汚い。)って言われるけど・・・はい。墨汁と筆を用意して。あ、無理?

無理矢理「芸能人のサイン」っぽくしましたよ。自分の署名。
練習しとくんだったあああ〜。サイン。
ってみんながぞろぞろ並び始めちゃって。やめてくれええええ〜。
しかも握手求められるし。
なに?これ?「新版作家のサイン会場」みたいなノリは。

「やったあああ〜宝物だよ。俺、こうやって家に飾っておく!」
あ、いやいや。チミ。それはちょっと・・・・私の任務は表面に貼られた企業ロゴを見て、家族みんなの夢の中に出てくることなのよね。そのロゴが。(呪いの企業ロゴ?)
私のその場で作ったサインが家に掲げられてもなあ・・・

他のメンバーも「いやあ、時代なんだね。私なんてハグされたよ。」ってなんだか喜んでいた。

さっきから児童以外に大人がたくさん混じっているなあとは思っていたけど・・・
学校開放日で、親御さんや地域の教育委員会の方々まで一緒に参加していたんだって。なんだかこの地域で初めての体験だったらしい。
さっきまで手伝ってもらっていた女性は・・てっきり学校の先生かと思ったら、私の担当した女の子のお母さんだった。
いやあ、だいぶ助けてもらっちゃった。

みんなにすごく感謝されてしまって、学校を後にする。
あ、みんな会社に戻るの?親会社のあのでかいビルに。
すごいねえ。そんなことしたら、たぶん自宅に帰れないよ。んじゃ、私はまっすぐ家に帰っちゃうから。
地下鉄の駅から連絡。
「学校訪問終わりましたあああああ〜。今、風と雨がすごくって。あ、傘がああああああ〜(ブッツーツー)

あ、2時間後ぐらいですか。
なんだか大変な状況がTVに映し出されてましたね。
私、自宅でミカン食べながら、その様子を見ていました。
「会社に戻った連中、これで缶詰だな。ケッケッケ。」(邪悪)

2011年09月18日

JOY耐参加申込書の書き方

いやね、「今さら・・・」って言われちゃうかもしれないけど、実のところ今シーズンのモータースポーツイベントって、集中していなかったんです。会場にはいたけど。
TTC1400のピットでは、「通信教育の答案」にウンウンしていて、JOY耐予選日はその「通信教育の締め切り」日と重なっちゃって・・・まだ答案用紙と格闘してた。(その日に答案が大学に到着していないといけなかったんだよね。)
8月のTTC1400では、ピットでテキストとにらめっこ(1週間後が、筆記試験だった。)している時に、「んあ?」と顔を上げたところで、袋を渡してもらって・・・「これ、どこの女にもらったの?」事件になってた。

ウチの企業グループに一生所属していると3段階の資格試験を受けることになるんです。
まあ、ちゃんと過去2段階の試験は受かって(選抜グループトップとかでね。もはや過去の話)、最後の試験に昨年から推薦がもらえるようになったんだけど・・・
その「経営管理者試験」って、困ったことに「通信養育を受ける→筆記試験→自分が過去行ってきたことの成果論文発表会→課題論文討論会&面接」というなんだか1年にわたるものすごく長い資格試験なんだそうです。

しかも、通信教育スタートの時点でトラップ設定があって・・・
去年、推薦をもらえることになって、「通信教育・・・2種類あるけど、どっち選ぶ?」って言われて、迷わず「あ、高い方でいいです。」って答えたら、なんだか直属上司(その当時。今、海外拠点でどうしてるだろう・・)が、ものすっごく焦ってるんですよ。
「え?なんでそんな難しい方選ぶんだ?なんでそんなことする必要があるんだ?」

・・・よくわかんないよ。そんなこと言われても。
実は、だいぶ前からその時々の上役に「本当は、推薦してやりたいんだ。申し訳ない。ただ、いつかきっとチャンスが来るから、きちんと勉強だけはしておきなさい。」
って言われて、この通信教育のテキストって買ってあったんです。安い方。
「1年間箱も開けなかった」
だって、推薦してくれないのがわかってるのにやってもしょうがない。って思ってたしね。どうせ取締役会の面々が止めに入ってるんだろうっていうことも予測できてたし。

まあ、そんな過去があるので、今度はちゃんと高い方のテキストで通信教育をやりきろうと思ったんだけど・・
なんですかいったい?この「薄い方(安い方)と分厚い方(高い方)で、やることの内容が違いすぎる。」通信教育は。

ものすっごく苦労しました。回答に。だって、答案用紙が「ほぼ白い」んだよ。全部論文形式で記述。

8回答案を返すんだけど、その間、2回赤点。
当然、会社としての受験資格締め切り日に間に合わなかったどころか、通信教育講座の在籍期間にも間に合わなかった。
今年の正月明けになんとか全部回答が終わったんだけど・・・
後日、りっぱなお手紙が自宅に到着しました。その通信教育を担当している大学のすごく偉い人から。
「回答自体はあってるんだけど、人の上に立つ方を対象としている教育で、期限を守れないのは御法度です。よって、修了証は差し上げられません。」だって。
(実は、この後、親会社側の少し年の上の人にものすっごく怒られた。"推薦してくれた人たちがどんな思いだったか、全然わかってない。”だって。元々”お前はいつになったら、この位置に来るんだ?”って数年おきに呼び出されてたんだよね。)

・・・・やりましたよ。また数ヶ月後、再度高額なテキストを買って。
(ちゃんと救済処置もあったんですけどね。”前年度やりきれなかったところだけをお金を払ってください。”って制度。私、全部回答自体はしちゃっていたから、その救済処置にも引っかからなかった。)

今年はやりきったぜ。
「JOY耐の会場から最後の答案発送」は、実は締め切りオーバーだったんだけど、昨年の出来事を覚えてくれている人が大学側にいたみたいで、正式な修了証は、日程が前倒しになった形で送ってきてくれた。
しか〜し!
筆記試験数日前になって、親会社側から総務部門に連絡が。
総務のメンバーが大慌て。出先でお客様と打ち合わせ中なのに追い回されて・・・いったい何事?
「親会社から連絡がありまして、受験資格が無いっていってます。」
はあ?

修了証の原本を突きつけてやりましたよ。
親会社側が平謝り。
「いやあ・・・この難しい通信教育を受けられる人ってなので・・・普通の通信教育より、1教科少ないのを忘れていました。」

・・・・なんか不吉なこと言ってるよ。
「はい。勉強してない教科が、実際の筆記試験では出てくるって事です。自分でなんとかしてください。」
なんかこの2年間いろいろな人が・・・
その難しい通信教育から、テストは出てこないって。ほんとに受からなくなっちゃうぞ。筆記試験。」
って言っていたけど・・・これのことか。ものすごい落とし穴設定だな。大胆すぎて笑っちゃうよ。

正直なところ、「試験が近いので、会社を休みます」なんてことがまかり通っちゃうこの試験制度に、参加する意味なんて無いんじゃないかな。って思ってた。
この最後の段階に合格した人たちは・・・実は、55歳を過ぎて会社に所属できることは非常に困難になるのが実態ってのも見せつけられてるし。(表向き65歳定年を実施している企業グループなんだけどね。)

ただ、6社合併のこの会社(社名だけは残った)で、いろいろな会社の寄せ集めメンバーの中から「ちゃんと元の会社のことを知っている人に上に立って欲しいです。親会社から送り込まれてくるばかりじゃなくて。」と言われることが多くなってきて・・・

「いやいや、この会社の存続意義は、親会社から人材を受け入れることだけだから。お客さんの方は見てなくてもへっちゃらなんだよ。歴史的に。」
とは答えていたんだけど・・・
まあ、歳の順・・・というか、過去、何度かチャレンジした人たちがいたけど、合格できなかったこの試験にやっぱりチャレンジしないといけないかな。って思うようになってた。
たぶん、私が合格しないと、「社会人になって、数年」って人たちに早々に「諦め」の気分を植え付けちゃうことになるのかなあ。って・・・
とうとう、社長からも今回試験を行う5名に直々に「必ずこの試験に受かってください。」ってメールが来ちゃうし。(実は試験会場に行ったら、5人以上のメンバーだった。我が社。よくわからん。)

試験日が近くなって、なんだか上役衆の方がいろいろと騒々しくなってきて・・・
「休んでもいいんだぞ。試験一週間前なんだから。」
「80分間で、80問問題が出てくるからな。迷ってちゃダメだ。回答の仕方は・・・」

はいはい。休まないって。こんな試験のために。回答用紙への向き合い方は、ものすごく参考になったけど。

やってみましたよ。昨日結果が出ました。
私抜きで千葉のねずみの国に行っちゃって、ポップコーンを食べてる我が妻にその結果表を叩きつけてやりましたよ。
baketu.gif
夢の国から現実に引き戻してやったぜ。ヘッヘッヘ。
「あなたは3点足りないので、不合格です。合格率40%でした。」
「あんたあああ〜。だからあれほど”勉強してるの?”って毎日毎日聞いてたでしょおおお〜。」
受験生抱えたお母さん?ハロウィーンバスケットに手を突っ込みながら言われても・・・

学校の受験だと一発勝負だけど、この試験はまたやり直しがきくからね。来年になっちゃうけど。
この筆記試験に合格した後も論文その他の選抜があって、最終合格率は4%とも言われているので・・・
気長にやりますよ。
私は負けることはないんです。
うまくいかなくても、やり方を変えたりして、うまくいくまで諦めないから。

さて、頭切り替えてモータースポーツの方にパワーかけていきますよ。(仕事じゃないんだ。)
え〜と・・・毎回毎回長い前振りで・・・なに書こうとしたんだけっけ?確か文書の話・・・

あ、はいはい。これからは「大失敗に終わっちゃったJOY耐2011」のお話が続きますよ。
まずは・・・「もてぎEnjoy耐久レース参加申込書」の書き方から。

・・・・なにそれ?って?別に普通に書き込んでいくだけだろ?って。

いやいやいや・・・・なんだか迷いました。私達。
普段は、私がちゃっちゃと入力しちゃうんですよ。参加申込書PDF。
ところが・・・このJoy耐の申込書だけは・・・全員で確認をとらないとダメだと思いました。

筑波サーキットの食堂に全員集合。申込期間は、ゴールデンウイークから、決勝1ヶ月強前まで。
この時点では、まだEP82は、かろうじてエンジンが搭載されただけの状態で・・・
「ねえ。ほんとに決勝日には走れるようになってるの?このスターレット。」
「大丈夫。決勝日にはちゃんと走れるようになるよ。今はドライブシャフトも装着されてないけど。」

さて、なんだかいっぱい欄があるこの紙を埋めていこう。
冒頭から困ってしまったのが・・・・
「参加者」という項目と「ドライバー」って項目が分かれてる。

・・・・いや、私達、今まで「参加者=ドライバー」の競技にしか出たこと無いし。
え?なに?この「参加者」って項目。
余計に混乱してしまったのが、その先に目を通していくと・・・「監督」って欄もある。
・・・・「参加者」の他に「監督」って・・・そんなに偉そうな人がいっぱい出る大会なの?これ。
困っちゃったなあ・・・
今回、車両のオーナー(地方銀行員ね)は、ドライバーにならなかったのだ。
何度も「一緒に国内A級ライセンス取り直そうよ。」と誘ったんだけど・・・
「こんなに大きな大会、全員がドライバーなっちゃったら、訳がわかんなくなるよ。乗らないで戦略を考える方にするよ。結構そっちの方が得意なんだ。」

結局、この場でもドライバー欄に名前を記入してくれなくて・・・んじゃ、「監督」ね。
さて、じゃ、4名のドライバーは、それぞれ署名して・・・
「ねえ、チーフメカニックって欄がある。」

・・・・「チーフメカニック」だって。なんか偉そうだねえ。ゴックンちょ
「どうしよう・・・そんな偉そうな人、いないよ。俺たち。」

あ、大丈夫大丈夫。俺が強力助っ人を頼んでおいた。保管ガレージで知り合った人。外車の整備をしているんだって。
ご夫婦でJOY耐の手伝いに来てくれることを快諾してくれたのだ。んじゃ、チーフメカニック任命。

他にメカニック5名にヘルパー4名登録。
登録しようとすると一人500円かかっちゃうけど、絶対に人数集めておいた方がいい。
「んじゃ、それぞれの嫁さんと・・・TTC1400に来てくれてるメンバー全員登録ね。よ〜し。なんとか全部埋まるぞ。」
「嫁さんって・・・小さな子供とかいるよ。子供って、入場料どうなるの?あんまりお金がかかるようだと連れてこれないよ。」

じゃ〜ん!事前に大会事務局に確認を入れておきましたです!
「JOY耐における子供料金」は、下記の通りだそうです。
大きく分けて「入場料」+「パドックパス」が必要になるそうです。

入場料 
2歳以下無料
5歳以下300円
14歳以下500円
15歳以上1200円

パドックパス(子供大人関係なく)
2歳以下無料
土曜1日1000円
日曜1日3000円

ということで、「金さえ払えばなんとかなる。」みんな、奥様含めて家族全員連れてくるように。

じゃ、別の用紙に進んで・・・今度は「車両仕様書」ね。
え〜と、書き込めること全部書き込んで・・・・
気がついたんだけどさ。
この「車両仕様書」にも「参加申込書」にも「プログラム・リザルトに記載する車名」欄はあるけど、チーム名を書き込む欄はないねえ。

「なんかさあ・・・たぶんチーム名は、ここでいう「参加者」のことなんじゃないかなあ。だって、どちらにも「JAFライセンスNO」を書き込むことになってる。たぶん、エントラントライセンスを持ってないと、書いちゃいけないんじゃない?」

え?そんな高級なライセンス持ってるメンバーいないよ。俺たち。なんかまずいかも。それを持っているぐらい大きな組織でないと、参加しちゃいけないってことか?

結局、どんな結論を出したか?
「空欄で提出」
することにしました。きわめてサラリーマン的発想。「わからないことは書かない。なにかあれば、参加受理拒否なり、連絡なり入るだろう。あるいは赤ペンチェックされて返却されてくるか。」

後日・・・余計に混乱する事態になりました。
決勝2週間前をきって、「参加受理書」が無事に到着したのですが・・・
同封されていた書類に「チームプロフィール」という紙が入っていて・・・
そこには「チーム名」という欄ができあがってた。
今度は、「参加者」欄がないぞ・・・・
用語の統一をお願いね。ほんとに。カタログ(この場合は大会パンフレット)作成の基本の基本だからね。

2011年09月11日

別に国内競技ライセンスを持っていなくたって、モータースポーツはできるんだよ。

 
モンツァのTVクルーって、明らかに他の国のF1中継スタッフと違いますよね。
昨日の予選をTVで見ていたんだけど、ドライバーとほぼ同じ目線位置から、迫ってくるF1マシンをギリギリまで寄せて撮影を続けるカメラマンがいるんですよ。
すごいと思う。
他の国(たとえば今年初開催のインドGPもとっても変なカメラアングルになると思う。)だと、車両の上からの視線になっちゃうんですよね。どうしても。(あるいは、地面に埋め込んだカメラ)
クルーの安全性・・・
あ、そうだった。ここはフェラーリの地元だった。命かけちゃう訳ね。全国民にその勇姿を伝えるために。

さて、今回のお題は・・・ちょっと脱線ね。「直接JAF公式戦には関係ないライセンス」のお話をしましょう。

JAFの皆さんにものすっごく怒られると思うけど、断言しましょう。
サーキットで”競技”をやるんだったら、別にJAF国内競技ライセンスはいらないんだよ。余計なお金はできるだけかけるのをやめよう。」

先日の記事でも明示しましたけど、「サーキット走ったことがないのにJAF国内A級ライセンスを取りに来るのは、"間違ってる”

順番はこうでないといけないです。
1)運転免許証取得
2)できるだけぼろい車を入手。中古屋さん?いやいやいやいや、解体屋さんの前に並んでいるのを買ってきなさい。
3)身の回りの装備を購入。(SNELL規格ヘルメット&FIA8856-2000の2つだけでいいです。とりあえず。)
4)サーキットライセンスを取りに行く。
5)ブレーキフルードをDOT4に交換してくれるお店を探す。ピットを保有している自動車用品販売店さんなら、たいていの場合大丈夫。作業費はかかっちゃうけど。その代わりに絶対その作業の様子を見ておくこと。ブレーキフルード交換は、一番最初の”モータースポーツへの一歩”。自分でできるようにならないと、ちゃんとサーキットを走ることもできない。ちなみに使うフルードは、DOT3でもDOT5でもなく、DOT4ね。極力余計なお金は使わないように。
6)”ファミリー走行”枠で練習。(この枠があるかどうかは、各サーキットによります。)
7)自分で少なくともブレーキパッドとブレーキフルードの交換作業ができるようになったら、”スポーツ走行”枠にステップアップ。その頃には、FIA8856-2000のレーシングスーツが自分にとって必要なモノか、判断ができるようになります。
8)どうしても”競争”をしてみたくなったら・・・各サーキットで開催されている”耐久レース”に仲間を集めて参加してみる。スプリントだとJAF国内A級ライセンスが必要になるけど、各サーキットローカルで開催されている耐久レースならば、”ライセンス無し、ヘタをするとナンバー付車両で参加可能”な競技があります。
9)「ちゃんとした競技に出てみたい。」と思うようになる時が来ます。ローカル耐久レース出場を重ねていると。そうなったら、JAF国内A級ライセンスが必須です。まずは、JAF国内B級ライセンス講習会に参加しましょう。

で、このまま「サーキットライセンス講習会ってどんな感じ?」に突入したいんだけど・・・
もうちょっと寄り道しましょう。
今日の記事の冒頭からの流れは、「モータースポーツを始める=サーキット競技」という流れになっています。

・・・・どうなんだろう?

「車の運転をうまくなりたい」という視点で入ると、サーキットでもダートトライアル場でもなく、まずは「ジムカーナ」だと思います。
「車の運転うまくなりたい」ですからね。くれぐれも。モータースポーツ入門じゃなくて。

私、「免許を持たずに入ってくる新入社員」(ここ数年、多いんですよ。社会人としての準備ができていない連中が。学校行っている間、なにやってるんだろう?忙しい?お前らより社会人の方が忙しいの。バイトやって、運転免許証取ってから、就職活動しろ!)の運転の指導をすることがほぼ毎年あるんですけどね。
休日にきっちり保険に入ったレンタカーを借りて、新入社員と共にドライブ。
「え、そんな世代間格差がある中、二人っきりの車中でいったいなにを話すの?」
いやいやいやいや。
ネタはあるんですよ。ほら、社会人のたしなみの一つとして、「芝刈り」とか。
「練習場にいこう。」をお題目に”命をかけて”往復させるんです。我が妻が遺されちゃうのも悪いと思うので、たまに我が妻も練習場同行ですよ。

で、「車の運転に慣れていない。」人に共通するのが、「ハンドル操作」
それも、送り操作ではなくて、カーブを抜けた後の戻し操作に難が出ます。ほぼ100%。

ジムカーナやったら、すごく手早く矯正できるのになあ・・・ってつくづく思います。
時々、このBlogでは、KEN BLOCK選手の映像を掲載するけど、彼のインカー映像、「ギリギリまで両手操作」でしょ?
あんなに運転がうまい人でも、ストレートで決して片手運転なんてしないんですよ。
だから、ほんとにまずはジムカーナの世界に入ってきて欲しいんだけど・・・それこそ教習所を卒業したら、教習所が率先してジムカーナ大会を開くぐらいに。

残念ながら、私が何度かかかわったジムカーナ練習会は・・・
サーキットと全然違うんですよ。
初めて顔を出す人を品定め。
「誰、あいつ?」

で、余計に困ってしまうことに「ジムカーナ&ダートトライアルは、順番出走。前走者がトラブると後ろは待たされる。」

どうにも後ろの順番待ちの人たちが気になってしょうがなかったです。
それで、ジムカーナから足が遠のいちゃったんですよね。
同様のパイロン競技である、ダートトライアルの方は、どこの練習会でも皆さんフランクだったけど。
(時代が違うからか。今や、”モータースポーツの入り口に立ってくれる人熱烈歓迎!”な時代だ。)
ダートラは、「こんな路面、失敗しないでできるだけ速く走るのは、ものすごく大変だ。」って大前提があるしね。全員に。

ジムカーナよりもサーキットかなあ・・・やっぱり。
サーキットに来れば、誰かしら走っている人がいますからね。
対してジムカーナは・・・練習会がないと、ガラン・・・しかも練習会に出てみれば、先ほどのような待遇だし。

さてと、で、いよいよ「サーキットライセンス」のお話ですよ。
え〜っと・・・だいたいどこのサーキットでも、「講習会の後、実技走行」です。
最近の筑波サーキットでは、実技走行もないみたいですけどね。
ま、上記1)2)3)まで準備したら、”できるだけ自宅の近くのサーキットに”サーキットライセンスの講習会申し込みをしてみてください。

で、「ナンバー付の車でいっぱいサーキットを走ったけど・・・」
「クラッシュしたら、家に帰れない。」
「家に帰れないのがイヤだから、思いっきり走れない。」
という時が、いつかくると思います。

そうしたら、「ナンバーがない競技車両」を中古で買いましょう。
メンテナンスのやりやすさだったら、ハコじゃなくて、フォーミュラーなんですけどね。車体も軽いから、一人で動かしやすいし。
ただ、中古フォーミュラーは・・・そうそう簡単に見つかるかな?

「ナンバー無しじゃ、車を運ぶ時にいちいちトラックを借りないといけないじゃん。」
そう・・・ここが大問題で、ものすごく高いハードル。これは、サーキット競技だけじゃなく、すべてのモータースポーツでね。(ラリーを除く)

私は、仙台ハイランドから鈴鹿サーキットまで出走経験がありますが、その他の各地のミニサーキットや十勝スピードウエイまで視察(&走行)した経験から申し上げると・・・
「筑波サーキットほど、モータースポーツの入り口に近いサーキットはない。」
って言い切れます。
どこが?って?

ここのサーキットにしかない風景が筑波サーキットの周りには広がっているんです。

サーキット正門周辺に来てみれば、みんなの視界に入ります。いろいろな「貸しガレージ」がサーキットの入り口近くにある。
ナンバーがないから、公道はテクテク押していかなきゃいけないけど、競技用車両は、十分に軽量化処置がとられてる。自分と・・・できれば仲間が一人いれば十分。(実際、一人でしかコースを走れない場合、誓約書に一人である旨を書く義務が生じます。筑波サーキットの場合。)

他のサーキットでは、「入り口近くの貸しガレージ」なんて・・・あ、エビスサーキットは、”敷地の中に貸しガレージ”があった。借りている人・・・いるんだろうか?
(第一次活動の頃は、エビスサーキット近くの街中の月極駐車場に、シートをかぶせてN1スターレット(KP61)を保管していたんだよね。)

そうだなあ・・・
「JAFの競技ライセンスが必要になる大会に出る!」のを目標にモータースポーツを始めてもらっていいんです。
ほんとにまったく偉くないんですからね。国内Bや国内A級ライセンス保有なんて。
んじゃ、まずは千里の道も一歩から。
一人でブレーキフルード交換ができるようになってください。
この道具を使って。

2011年09月04日

サーキットトライアル&Aライ講習会はどんな感じだった?

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私がモータスポーツイベントに関わると・・・必ず雨なんですよ。8月のTTC1400も雨の中、朝6時半に筑波サーキットに集合。

ピットに向かっていくと・・・オフィシャルの皆さんや、競技参加者の皆さんから次々に励まされてしまった。
「がんばってください。」「いつも応援していますからね。」
悲惨な結末になったJoy耐の件も含めて、みんなに声をかけてもらえると思わなかったので、すごく励みになりました。
耐久の方のこれからは・・・まだ決めてないです。このBlogの中で、「大失敗に至るまでの道のり」を検証し終わったら、結論が出せるような気がします。

8月のTTC1400は・・・別に遅刻したわけでもないのに、なんだか朝から決勝出走までドタバタしていました。
車検を順調に済ませた後(ホイールバランスブロックの確実な固定が今回のご指摘事項)、予選に向けてのタイヤ選択に悩んでいるところにタワーから呼び出し。
?????まだ、走ってないうちから、ドライバーが呼び出しって・・・・

戻ってきたところを、状況確認したところ、「7時半からドライバーズブリーフィングだったんだって。俺、初めて、欠席しちゃったよ。」
へ?
全員でその時になって、スケジュール表を確認。
あ〜・・・・今回の大会って、「車検が行われている真っ最中(机の上では車検はとっくに終わっていることになっていたんだろう。)にドライバーズブリーフィングが行われる。」スケジュールの組み方だった。

その場で全員反省。「これからは朝、集合したところで、全員でスケジュール確認をしよう。作業に取りかかる前に。」

結局、呼び出されてしまったおかげで、予選用タイヤを決めることができなくて、予選出走間際になっても隊列に並ぶことができない。
昨年からTTC1400を手伝うようになって、違和感を感じ続けているのが、なぜか「予選出走順に必ず並んでコースインすること」という項目なんですよ。
第一次活動の頃は、そんなの気にしてなかったけどなあ。
トップグループほど、自分の間合いで、アタックラップに入りたがるものだけど。

周りの人たちに迷惑をかけまくりながら、なんとか出走時間ギリギリに隊列に押し込んで・・・
雨の中の予選結果はこれまでで最上位の2位!やったぜ!
って思っていたら・・・再びタワー呼び出し。????変なこと、なにもしてないぞ。

今度は、遠目からも、ものすごくがっかりして帰ってくるのがわかる。
「ペナルティで、予選順位降格だって」
へ?

私も全然頭に入っていなかったけど、筑波サーキットローカルルールとして、「最終コーナー出口の縁石に2輪を載せた場合は注意。4輪脱輪はペナルティ」なんだそうです。
(縁石は、白線の外側(コースの外)だよね。という論法。タイムが短縮できてしまうのだ、あのラインで走らせると)
よりによって今回それをやったのは・・・最終コーナーで2台がクラッシュパッドに突き刺さって、イエローフラッグだった時。当然ペナルティ。あ〜あ。

「でもさあ、厳しいよ。15分のうち、たった一回2輪を載せただけだよ。」
「いや、本音は、”ドライバーズブリーフィング欠席”なんて御法度者にバツを与えたんでしょ。だいたい、そのドライバーズブリーフィングの時に最終コーナーの処置は、話が出たかもしれないじゃない。雨なんだし。」
「あ〜・・・・・」

なんだかね。流れが悪かったです。この日は。
決勝走行間際になって、路面が乾き始めていて・・・ギリギリまで装着タイヤに迷う。
TTC1400の一つ前の決勝イベントがスタートしてから、交換作業開始。
ジャッキをかける位置が悪くて・・・
「あ、ちょっといったんジャッキを降ろすね〜」
「大丈夫か?一輪タイヤ外しちゃってるよ。」「大丈夫、大丈夫。」

次の瞬間、私達はサーキット中で一番注目を浴びていましたね。
油圧ジャッキのネジをちょっと触った瞬間・・・「キュ!ゴンッ!」
「おい。あいつら、車体を完全に地面に落としてるぜ。あれをやると速く走れるのか?秘密の儀式?
みんなの視線がああああああ〜!!!

完全に車体が下に落ちてしまったから、ジャッキアップ作業を再開することができない。フリーズ
周りからダダダッと人が寄ってきてくれて・・・
「大丈夫。落ち着いてください。みんなで車体を持ち上げましょう。せ〜の!」
あ〜よかった。大事な車体に傷が付かずにタイヤ交換を進めることができたよ。みんなありがとう。

なんか、朝からこんな調子だったので、グリッドから見送る時も不安だったんですよね。
「朝、熱を入れていないタイヤでまだ濡れている路面を走らせるのは、ちょっと危ないかもなあ・・・」

案の定、トラップ設定に引っかかりました。
決勝スタート後、2台併走でダンロップ下に進入していくのを見届けた後・・・・帰ってこな〜い。
最下位・・・ボディは壊れていない。
結局、そこから15周かけて9位まで戻したところでチェッカー。

「またみんなに迷惑かけちゃったよ。ダンロップの先で単独スピンしちゃったんだ。みんながよけてくれたおかげで、車を壊さずに済んだよ。」

「残念。だけど、今回はウチだけではなく、他の車両も傷ついてないみたいでよかった。難しい路面だったのに」
って、思いながら、決勝走行後の全車両をチェックしていたところ・・・どうもそんなに無事な事態じゃなかったようです。トップグループが。(また)

また2時間以上拘束?っていう事態が発生していたらしくて・・・あ、今回の主催者は、スパッと処置を決めてくれた。
「毎回毎回、トラブルを起こすのは同一人物」っていうところで、チャッチャと処置をしてくれたらしい。
外から見ていて思うのは・・・
「いつまで経っても、車の運転がうまくならない人だなあ。」

歳をとるってこういうことなんだろうな。
なんかさ、「前進する」とか「前よりももっとうまくやってみせる」って思えなくなるんだろうね。本人も気がつかないうちに。
そうすることが、「めんどくさい」って思うようになっちゃってるんだよ。自分も意識しないうちに。きっと。

で、どうにもうまくいかなかった、8月のTTC1400は・・・これで終わらなかったんです。
翌月曜日夜・・・「ふい〜・・・今日は終電じゃなく、帰ってこれたバイ。」とかって思いながら、帰宅すると・・・
我が妻が仁王立ち。????
「そこに座りなさい。」
正座ですよ。正座。(おかしいなあ。このパターンって、また”クリーニング屋で小さな名刺が発見”されちゃったパターン?でもなあ、ここのところカタカナの名刺のお店なんて行ってないし・・・)

「これ、どこの女からもらってきたの。」
「どこの女って・・・フォークリフト修理係のお姉さんからもらったんだよ。いつもお子さんを連れてきてくれるだろ。」
「中身。おかしいんじゃない。こんなにいっぱい。」
「へ?」
中を開けると・・・・立派なベルギーワッフルが一杯。いつも買うコンビニのやつなんて、論外ですよ。ゴックンちょ。

WAFFLE.gif


「これ、子供たちとみんなでピットで食べなさい。って事だったんじゃないの?なんで全部持って来ちゃうのよおおおお〜」

くびっ首ッ!締まってくる!ちょっとおおお〜
”小さな名刺がご近所の主婦の皆さんの前で提示”事件よりも厳しい体罰がああああ〜。DVです。DV。どめすてっくばいおれんすってヤツだね。

その場で正座させられたまま、フォークリフト修理係の彼に謝罪連絡。いやあ、まいったまいった。

まあ、せっかくだから、いただこうよ。こんな立派なベルギーワッフル、そうそう食べられないよ。これだけあれば、うちは、3日間食費が浮くね。
「たまには白いご飯が食べたい。お腹いっぱい。」
「いいか〜。我が家は、EP82の新しいボディが買えるまでは、うどんとパンの生活なんだよ。なぜかわかるか?小麦は、90%以上輸入に頼っているんだ。世界では食糧価格が高騰しているけど、この円高のおかげで、その価格が・・・・」
ふい〜・・・なんとか経済論議に話をすり替えることができたぜ。

さて、長い長い前振りはここまででおしまい。
本題入りましょう。今回のお題は、「Aライ講習会に実際に行ってみました。」というお話。

8時半までに筑波サーキットに集合。案の定、土砂降りですよ。なんたっていつもと違って、「私が競技に出走する日」ですからね。当然、いつもと雨の降り具合が違うわけです。もう、絶対一日やみそうにない。

「ビニールテープ」と「筆記用具」が必須です。
ビニールテープは、ゼッケンとタイム測定器をドア周辺に取り付けるため。なんたって、今回は「JAF公認競技である”サーキットトライアル”」に出場するんですから。

国内B級ライセンス取得の時に購入したテキストも持ってくる必要があります。
本当は、「国際モータースポーツ競技規則H項」「JAF国内競技車両規則」も購入しておいた方がいいと思います。
まあ、その場で「抜粋版」を売っていただけますけどね。特にH項については、”競技中のルールそのもの”にかかわる本なので、通勤時とか、空き時間にも読んでおくことをお勧めします。

20年前と違うのは・・・これらの本の作りが・・・もう激しくコストダウンって感じで・・・・苦労しているんだなあモータースポーツ部会。(号泣)

集合後、まずは、参加車両にゼッケンを貼り付けた後、午前中一杯「座学」。これ、寝てると全然NGですね。その後の試験で手間取ることになります。
え?「だってその試験、テキスト見てできるんでしょ?100点とれて当たり前じゃん。」って?
チッチッチ。
みんな「競技者の心」を持ってるから、大枚はたいて国内A級ライセンスをとりにくるんでしょ?
「いつだって1位」を狙うんですよ。当然、筆記試験でも「誰が一番最初に会場を後にすることができるか?」

知ってました?試験監視員は、「はい。では試験はじめ。」って言った後、ラップタイマーを廻しているんですよ。
「どのゼッケン(参加者)が一番最初に仕上がるか」を記録に残しているんです。(たぶんウソ。)
と〜ぜん、私はトップで離脱ですよ。試験開始後、5分ほどで。
扉を閉める時に、まだ、試験用紙とにらめっこしている全員に向かって大声で言い放ってやりましたとも。
「これで、今日のタイムアタックのトップは決まりだな。」ケッケッケッ。(大バカです。)

タイムアタックの時には、オーナー夫妻が観に来てくれた。(このとき、EP82はまだエンジンが搭載されただけの状態。なんとかして走らせられるようにしようと、雨の中、夫婦で配管作業を進めていた。)

「現代のAライ取得は楽だなあ。サーキットトライアルをすれば、競技出走記録扱いになるんだから。」
と思いながら、コースインすると・・・・あれれ・・・・前のBMW様が、ピットロードを逆走したがってる。
・・・・あ、そうか。
「楽と思っているのは、サーキット走行経験者」だけか?ひょっとして。
そりゃそうか。「タイムトライアル」っていう”競技”なのに、走行経験そのものがないメンバーがサーキットを走ろうとしている。この土砂降りの雨の中。

後ろにつきたがっているんだ。経験がない人たちが。
あ〜・・・ちょっとまずいかも。前に車両がいるのは。変な事態に巻き込まれたくない。

雨が大好きなのは、「雨が降れば、性能の差が縮まる」からなんです。
ドライの路面だったら、全くガソリン車にかなわないだろうけど、この雨の中なら別だ。少々不安があるけど。

不安・・・というのは、私は、こんな「ドライバーズエイド満載」の車両をサーキット走行させたことがない。
EP82は、ABSどころか、パワーステアリングすら機能しないようにしてある。
「バッテリー切れの心配があるから、アタックできるのは1周だけだ」
と思いながら、コースインすると・・・1ヘアピンを抜けたところで後方を見ても・・・誰もついてこな〜い。
「おいおい・・・まだ踏んでないぞ。」と思っているうちにダンロップ下で赤旗掲示。
「インラップ半周で、赤旗掲示」ってなによ。大丈夫か?このメンバー。

案の定、みんながピットに入ったのに、赤旗無視で1周(それ以上か?)してしまって、ピットロード先頭から、バックギアでピットに入れようとする最新鋭ジャガー様まで現れるし。
(ピットロードでバックギアってなんだよ。さっき、Aライ講習会で、ピットでのバックギア禁止って言われてただろ。)

1周だけだ。1周計測したら、さっさと戻る。こんな連中と走っていて、事故に巻き込まれたくない。
今度はインラップを無事に終えて・・・計測開始!

現代のABSシステムって、すごいもんだ。システムが介入せずに雨のサーキット路面で、ちゃんと減速することができる。
1ヘアピンを旋回させると・・・・立ち上がりでアクセルに車体がついてこな〜い。
?????故障?
じゃなかった、VDCが介入してくるんだ。
これ、どうも鼻先のZ軸方向の動きをチェックしているのか?他のコーナーでは反応しないのに・・・案の定、2ヘアピンでも・・・チッ作動しなくていいんだよ。こっちはコントロールしているんだから。
VDCをOFFにして、もう一周走っちゃおうか?この雨の中なら、全車両を仕留められる。

冷静に考えて、その1周でやめて、さっさとパドックに戻りました。
今日の任務は、「無事にAライを入手して、家に帰ること。車は傷つけない。」

サーキットトライアル時間が終わった後、案の定、主催者から全員呼び出し。
「皆さんの今日の目的は、”国内A級ライセンスを取得する”ことです。お願いですから、家に無事に帰れるように車をコントロールしてください。」

主催者の皆さんも大変だ。
たぶん、このサーキットトライアルの様子を見ていて、変則プログラムになったんだと思うけど・・・
その後の「Aライ講習会」としての「サーキット走行体験」は、「なにも旗が出なかった。」
20年前は、途中でいろいろな旗が出て、それに合わせて先導車に一生懸命ついていったものだけど・・・
みんなは、さっさと前走者を抜きながら、走って行っちゃったけど・・・それでいいのか?
たぶん、主催者の皆さんも「さっきの様子だと、どうせ旗を出さなきゃいけない事態になる。その時に実地テストをしてやろう。」って感じだったのかも。

旗が出るような事態もなく、周回が済んでいって・・・あの・・・バッテリーが・・・
ねえ、これ、途中で離脱しちゃうと、Aライもらえない?ひょっとして?
Aライ以前に、家に帰れない状況。今。

20年前と違って、スタート練習もなく、走行終了。

筆記試験の結果が判明するまで、主催者の人たちが、みんなにいろいろと質問をしてた。
確かに「やたら参加者が多いな〜」とは思っていたけど・・・今回一番遠い参加者は、鈴鹿地区からだって。
実は、筑波サーキット以外で、「サーキットトライアル&Aライ講習会」を実施しているサーキットは少ないんだそうです。日本って、実は世界でも稀な「国際規格のサーキットがたくさんある国」なんだけどね。

それと、気になったのは、これだけの人数が参加したのに・・・
「皆さん、今日、国内Aをとって、これから先、具体的な競技参加は決まっていますか?」と聞いたところ・・
私も含めて3人しかいない。
「ロードスターレースに早速参加します。」という人と・・・もう一人はどうやらWRC?国際ラリーに出場するために必要になっているらしい。

なんかなあ・・・「貴族の趣味」とは、よく言ったもんで、みんな裕福なんだろうね。競技参加を目的としていないのに、大枚はたいて国内A級ライセンスを取得するなんて。
よくわからないよ。
JAF競技ライセンスを取ってしまったら、余計窮屈なのに。免許証の点数と連動してるんだぜ。このライセンスの有効性。

「皆さん、今日、国内A級ライセンスを取得したといっても、別に運転がうまくなるわけではありません。また、なにか特権が生まれるわけでないことをくれぐれも心に刻んでください。」
ああ、国内Bの時も同じことを言ってた。ほんとだよ。頼むから、公道で変なことをしないでね。ほんとに全員へたくそだったんだし。(すいません。本性あらわしちゃって。)

「JAF公認競技としてのサーキットトライアル」の結果は、4位だった。
3位だったら、メダルがもらえるんだって。ちゃんと走るんだったかな。
でも、表彰状はもらえるらしい。やったぜ。主催者の皆さんの前に歩いて行く。
「電池切れにならないよう、無事に帰ってくださいね。」

・・・・そうだったあああああ〜!残り走行距離17kmって表示されていたんだよおおお〜!

あ、ライセンスの話は、もう一回やりましょう。別にJAF競技ライセンスをとらなくても、モータースポーツは、楽しめる世の中になっていますからね。
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2011年08月20日

JAF国内A級ライセンスを取りに行きたいんだけど、どうする?

皆さん「新しい世界」に慣れましたか?デジタルTV”だけ”の世界。

2009年製ブラウン管TV&2011年製デジタルHDDDVDレコーダーの我が家は・・・落とし穴を発見。

「レコーダーがマルチチャンネル(ダブル録画等)でないと、予約録画中は、他の番組を見ることができない」状況になっています。我が家。

 「ダカラレコーダーカウトキニダブルロクガノヤツガイイッテイッテタジャナイ」とかなんとか・・・うるさいなあ。もう。

我が家の家訓が2つ増えました。はい。我が妻よ。壁に掛かっているその文字を読んで。大きな声で。

「贅沢は敵だ!」

「欲しがりません。勝つまでは。」

よ〜しよし。薄型TV買う金があったら、その前にEP82のボディだからね。我が家は。

あ、また飛び出して行っちゃった。も〜。おやつの時間には帰ってきてね。

ほら、ハウスのゼリー作ったんだ。1.5倍の水で薄めて。 固まるかなあ。うまくいったら、しばらくの間、これでお腹が一杯になれるよ。ダイエットにもなって、一石二鳥さ。へっへっへ。

さて、ゼリーが固まるまでの間、Blogの更新をしましょう。え〜と、今回は「国内A級ライセンスをとりにいく」話です。あ、いやいや、今回は、その準備編になります。

国内Bと国内A級ライセンスの間にものすっごいハードルが作られているんです。ざっと言うと・・・

「レース以外の競技は、国内B級ライセンスを持っていれば出場できる」構造です。日本の4輪モータースポーツ。

別に・・・プレミアム性なんてないですね。国内A級ライセンスを持っていることに。

でも、なぜかハードル設定。「レースに出場するためのライセンス」を取得申請する前に。

「国内B級ライセンスを取得後、国内A級ライセンスの受講を行う前に”ラリー及びスピード競技に出場し、最低1回完走すること”」という項目が・・・ね?なんかすごくめんどくさい。さてと・・・どうしよう。

B級ライセンスの講習会の時に講師の方が、「ジムカーナやダートトライアルに一回参加していただくか・・・あるいは、最近は、”サーキットトライアル”を行ってもらうことで、1日でA級ライセンスの取得ができるイベントもあります。」って言ってた。

どうやって調べればいいんだ?

まず、JAFのモータースポーツ講習会ページを開いて・・・日程から逆算。(既にこの時点で、2011年JOY耐の一ヶ月ちょっと前)

申込先をいろいろと調べてみると・・・あったあった。

「Aライ受講者限定サーキットトライアル」

 

へえ・・・今は、ダートトライアルやジムカーナだけじゃなくて、「サーキットでのタイムトライアル」競技でも、A級受講資格として認められるんだね。JAF公認のサーキットトライアルって・・・知らなかったよ。そんな競技区分が存在するの。

一番めんどくさそうだった、イベント設定は完了。次は、装備の確認。

B級ライセンスの時の説明を思い出すと・・・A級ライセンス受講で絶対に必要なのは、

1)最低1回のスピード競技出走経験

2)国内B級ライセンス証そのもの(仮ライセンスでも可)

3)服装は肌が露出しない服装(長袖等)で可。シューズは運動靴等、運転に適したもの。

4) 安全装備を必ず自分で準備すること

安全装備?

ああ、4輪用ヘルメットと

FIA8856-2000規格対応レーシンググローブね。

さて、じゃ、行ってみますか。国内A級ライセンスをとりに。

20年前と違って、少し楽になったねえ。「コースをその場で覚えないといけない」ジムカーナをやらなくて済むだけでも、だいぶ気が楽だよ。講習会の場所は、勝手を知ってる筑波サーキットだしね。

では、次回は「実際に国内A級ライセンス講習会に参加してみた」編を記事にさせていただきます。

え?掲載予定日?

・・・・ん〜・・・・夏休みの宿題が終わったぐらいかな。んじゃ。

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